リソースを利用する際には、そのリソースを運用するターゲットを指定します。
運用するターゲットが指定されていない、または指定されているが状態が「無効」になっているリソースは利用できません。
ターゲットの選択は、リソース作成時に指定するか、またはリソース定義後にターゲットの参照を追加・削除することで行います。同一のリソースに対し、複数のターゲットを指定することができます。
ターゲットを指定した後、リソースを有効化するために状態を「有効」に設定してください。
ターゲットは以下から選択できます。
ターゲット | 説明 |
---|---|
IJServerクラスタ名 | リソースを利用するIJServerクラスタの名前を指定します。 |
server、または指定なし | Interstage Java EE 6 DASサービスからリソースが参照できます。開発時にのみ使用してください。 |
domain | すべてのIJServerクラスタやInterstage Java EE 6 DASサービスから参照されていないリソースです。(注) |
注)
ターゲットの参照を追加・削除するコマンド(create-resource-refサブコマンド、delete-resource-refサブコマンド)のtargetオプションに「domain」を指定することはできません。
ターゲットは、asadminコマンドを使用して変更できます。詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
デフォルトで定義されている以下のJDBCリソースは、ターゲットに「server」が指定されてセットアップされます。IJServerクラスタで利用する場合は、運用するIJServerをターゲットの参照に追加し、状態を「有効」に設定してください。また、これらのリソースを削除した場合は、手動で再作成することができます。
jdbc/__TimerPool
jdbc/__default