ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.12.3 クライアントからサーバに接続する場合の設定

クライアントからサーバのネーミングサービスにリモート接続をする場合、接続先をJNDIの環境プロパティに指定する必要があります。リモートサーバにはIIOP通信するため、接続先のホスト名とIIOPリスナーのポート番号を設定する必要があります。

IIOPリスナーのポート番号の確認方法については、IIOPサービスの定義項目の「リスナーポート」を参照してください。

IJServerクラスタの場合

IJServerクラスタから他プロセスまたはリモートサーバのネーミングサービスに登録されたEnterprise JavaBeanにアクセスする場合には、INSの規則を使用して、他プロセスまたはリモートサーバのホスト名、IIOPリスナーのポート番号、JNDI名をInterstage deployment descriptorファイルに指定する必要があります。定義方法の詳細は「2.14.2 環境ネーミングコンテキスト(Environment Naming Context)」を参照してください。

アプリケーションクライアントコンテナの場合

アプリケーションクライアントコンテナを使用する場合には、Interstage deployment descriptor (sun-acc.xml)ファイルの<target-server>タグに接続先のサーバを指定してください。name属性に一意の名前を指定し、address属性には接続先のホスト名またはIPアドレス、port属性には接続するIIOPリスナーのポート番号を指定してください。

    <client-container>
      <target-server name="server1" address="host1" port="23610"/>
    </client-container>

Interstage deployment descriptor (sun-acc.xml)ファイルの詳細は、「3.2.1 Interstage deployment descriptor」を参照してください。

スタンドアロンクライアントの場合

4.18.3 クライアント(呼び出し元)の設定」の「スタンドアロンクライアントの設定」を参照してください。