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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.6.4 SSLアクセラレータを使用する場合の運用形態

Webサーバを経由しない運用の場合、クライアントとWebコンテナの間にSSLアクセラレータや負荷分散装置などを配置している環境では、Webコンテナに到達するホスト名、ポート番号、スキームのリクエスト情報が、クライアントからみたリクエスト先の情報と異なる場合があります。そのため、リクエスト情報に依存するServlet APIやリダイレクトの処理が正常に動作しない場合があります。


以下に例として、「SSLアクセラレータを中間に配置し、クライアント-SSLアクセラレータ間をhttps、SSLアクセラレータ-Webコンテナ間をhttpで通信している場合」の図を示します。

必要に応じて、意図した動作となるようにSSLアクセラレータの機能を使用して、Hostヘッダの付加()やリダイレクト先の設定を行ってください。

注) SSLアクセラレータの機能で付加しない場合でも、Hostヘッダが設定されていれば、WebコンテナはHostヘッダからホスト名、ポート番号を取得できます。