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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.24.1 ライフサイクルモジュールの設計方法

javax.naming.InitialContextの取得

以下のイベント通知時にJNDI naming Contextの取得が可能です。

上記以外のイベントの通知時にもInitialContextを取得できる場合がありますが、取得したInitialContextを用いた処理の動作は保証されません。

リソースのlookup

以下のイベントの通知時にリソースのlookupが可能です。

上記以外のイベントの通知時にもリソースを取得できる場合がありますが、取得したリソースを用いた処理の動作は保証されません。

取得したリソースに対する操作の成否は、リソースの設定内容や操作対象のサービスの起動状態に依存します。

注意

ライフサイクルモジュールからEJBアプリケーションをlookupする場合は、ネーミングサービスから直接オブジェクトを参照してください。ライフサイクルモジュールはdeployment descriptorを含まないので、環境ネーミングコンテキスト(Environment Naming Context)を利用できません。また、ライフサイクルモジュールからINSの規則を使用して、他プロセスまたはリモートサーバのネーミングサービスに登録されたリソースをlookupすることはできません。ネーミングサービスの詳細は、「2.14.1 ネーミングサービス」を参照してください。