Java EE Connector Architecture規約に準拠したリソースアダプタでは、リソースアダプタ固有の情報を管理するAdministered Object(以降、管理対象オブジェクトと呼びます)を定義してアプリケーションで利用できます。アプリケーションは、JNDIのlookup処理を通して管理対象オブジェクトを取得し、処理を実行します。1つのコネクタモジュールに複数の管理対象オブジェクトを含めることができ、管理対象オブジェクトのインタフェースごとにシステムで一意のJNDI名を割り当てます。JNDI名を割り当てた管理対象オブジェクトのリソースを、管理オブジェクトリソース(Admin Object Resource)と呼びます。