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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.19.7 持続サービス

持続サービスは、メッセージや永続サブスクリプション(Durable Subscription)の情報などを、データストア(ファイル)に格納し、システムダウン、アプリケーション異常、ネットワーク異常などのトラブルによりメッセージが消失することを防止するサービスです。

データストアの設定

デフォルトでは、パフォーマンスを高めるため、データストアに対して非同期の書込み操作を行っています。より高い信頼性が必要な場合、メッセージブローカの起動時に、接続サービスに関するプロパティのimq.persist.file.sync.enabledプロパティを設定して、データストアへの書込みを同期的に行ってください。
また、メッセージブローカの起動時に、データストアを初期化(永続域に格納されているメッセージやDurable Subscriptionの情報のクリア)してから起動することもできます。

参照

データストアに関するプロパティの詳細については、「7.6.4 持続サービスに関するプロパティ」を参照してください。

また、データストアの初期化とメッセージブローカの起動については、「9.5 imqbrokerd」を参照してください。