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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.11 JPAの提供機能

Java Persistence API(JPA)は、Javaオブジェクトの永続性と、リレーショナルデータベースとのO/Rマッピングを行うJavaのAPIです。
Java EEアプリケーションで業務データをリレーショナルデータベースに永続する場合、Java Persistence APIの採用を推奨します。業務データのオブジェクトは、Java Persistence EntityまたはEntityと呼びます。Entityは、Enterprise JavaBeanまたはEntity Beanの種類の1つではありません。このオブジェクトは、普通のJavaオブジェクト(POJO)であり、特定のインタフェースを実装する必要がありません。Entityとテーブルのマッピング情報は、deployment descriptor (orm.xml)またはタグに相当するアノテーションを使用してEntityのソースで定義します。適切な省略値もあります。
JPAにおける定義は、deployment descriptor (orm.xml、persistence.xml)または相当するアノテーションと永続性ユニットプロパティで指定します。両方に定義を指定した場合、定義ファイルの定義を優先します。
JPAの実装は、永続性プロバイダと呼びます。本製品では、Interstage永続性プロバイダを提供しています。

本節では、JPAの実行環境とデータベース連携について説明します。

また、JPAが提供する以下の機能について説明します。

なお、JPAのチューニングについては、以下に記載しています。

注意

JPAをInterstage上で使用する際の注意事項を、以下に記載しています。