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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

2.4.3 縮退運用

IJServerクラスタにサーバーインスタンスを2つ以上登録している場合、一部のサーバーインスタンスだけでIJServerクラスタを運用できます。この状態を「縮退運用状態」と呼びます。


縮退運用状態となる契機

IJServerクラスタは、以下の場合に縮退運用状態となります。

注)自動再起動失敗によりIJServerクラスタ配下のすべてのサーバーインスタンスが停止した場合、IJServerクラスタが異常終了して停止状態となります。


縮退運用状態からの復元

IJServerクラスタ/サーバーインスタンスの起動操作により、IJServerクラスタを縮退運用状態から運用状態へ復元できます。


IJServerクラスタの状態遷移

IJServerクラスタの状態遷移を以下に示します。



注1)IJServerクラスタに登録されているすべてのサーバーインスタンスの起動が成功した場合

注2)IJServerクラスタに登録されているサーバーインスタンスのうち、一部だけの起動が成功した場合

注3)操作/処理完了後、IJServerクラスタに登録されているすべてのサーバーインスタンスが停止した場合

注4)操作/処理完了後、IJServerクラスタに登録されているサーバーインスタンスの一部が起動している場合

注5)操作/処理完了後、IJServerクラスタに登録されているすべてのサーバーインスタンスが起動している場合