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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

1.3.3 JMS機能における注意事項

JMS機能を使用する場合、以下に注意してください。

コンシューマのパフォーマンスについての注意事項

consumerFlowLimitプロパティの値を大きくした場合、コンシューマの多重化運用時やロールバック処理が頻繁に発生する運用では、パフォーマンスが低下する場合があります。
構築するシステムを考慮して、consumerFlowLimitプロパティの値を設定してください。

受信アプリケーションがnull復帰する場合の注意事項

受信アプリケーションで以下のメソッドを使用した場合に、受信可能なメッセージが存在するにもかかわらず、nullが復帰する場合があります。

本現象が発生した場合は、上記メソッドのリトライを実施してください。

Sessionクラスのメソッド使用時の注意事項

Sessionクラスの以下のメソッドを使用する場合は、MessageConsumerクラスのcloseメソッドを使用しないでください。

MessageConsumerのcloseメソッドを実施する必要がある場合は、Session.close()を実施してください。

imqcmd list dur コマンド使用時の注意事項

メッセージブローカを再起動した場合、Number of Messageが0で表示される場合があります。
imqcmd list dst コマンドで蓄積されているメッセージ数を確認してください。

アプリケーションクライアントコンテナを使用する場合の注意事項

クライアントパッケージでアプリケーションクライアントコンテナを使用する場合、クライアントパッケージの製品バージョンと、JMS接続ファクトリ、JMS送信先リソースを登録しているサーバパッケージの製品バージョンを同一にしてください。