本製品が提供するInterstage Java EE 6のJMSは、JMS規約で定められたAPIを使用して非同期によるメッセージ通信を実現できます。非同期によるメッセージ通信のメリットは、メッセージの受信アプリケーション(Consumer)の稼動状態に依存することなく、送信アプリケーション(Producer)がメッセージを送受信できることです。
Interstage JMSでは、JMS規約で定義されているメッセージプロバイダに相当する機能を提供しています。
メッセージプロバイダは、JMSクライアントと接続し、メッセージの送受信の要求を受け付けて、処理します。
ポイント
上記の説明の用語は、本マニュアルの説明において以下のように呼びます。
上記の説明の用語 | 本マニュアルでの呼び方 |
---|---|
Interstage Java EE 6のJMS | Interstage JMS |
メッセージの送信アプリケーション | Producer |
メッセージの受信アプリケーション | Consumer |
ProducerとConsumerの総称 | JMSクライアント |
JMS規約のメッセージプロバイダ | メッセージブローカ |