Webサーバでエラーが発生したときのエラー状況は、エラーログとして以下のファイルに採取されます。
出力先
エラーログは、以下のファイル(初期値)に出力されます。
(インストールパスはデフォルト)
C:\Interstage\F3FMihs\servers\(Webサーバ名)\logs\errorlog
(インストールパスはデフォルト)
/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/logs/errorlog
/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/logs/errorlog
ポイント
ログファイルのローテーションが行われる場合、エラーログは以下のファイル(初期値)に変名されます。
errorlog.N
Nは通番です。0から始まる連続の番号であり、新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は“.0”、N番目のファイルの通番は“.(N-1)”となります。
出力タイミング
エラーログは、Webサーバでエラーが発生したときに出力されます。
出力形式
エラーログとして出力されるログの形式を以下に示します。
[日時] [ログレベル] [client IPアドレス] (エラー番号)エラー説明: メッセージ本文
出力項目
出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。
エラー発生日時
“[曜日 月 日 時:分:秒 西暦]”の形式で出力されます。
ログレベル | エラーログの重度 | 初期設定時の出力 |
---|---|---|
emerg | 緊急事態発生のエラー | ○ |
alert | 修正しなければ動作不可のエラー | ○ |
crit | 直ちに処理すべきエラー | ○ |
error | あまり重要ではなく、無視してもよいエラー | ○ |
warn | 警告であり、無視してもよいエラー | ○ |
notice | 通常起こりうる特筆すべき通知情報 | ○ |
info | notice以外の通知情報 | × |
debug | モジュールの開発/デバッグ中のログ | × |
クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
クライアントからWebサーバにアクセスした際にエラーが発生した場合、出力されます。
本項目は、省略される場合があります。
オペレーティングシステムのエラー番号
本項目は、省略される場合があります。
エラー番号の説明
本項目は、省略される場合があります。
メッセージの本文
ここでは、エラーログのメッセージの内容と対処について、ログレベルごとに説明します。