意味
SSL接続中にタイムアウトになりました。
ユーザの対処
LDAPクライアント(ldapmodify、ldapsearch、ldapdelete、ユーザアプリケーション)の場合
接続先が正常に動作していない場合、接続先で対処してください。
接続先が正常に動作している場合
リポジトリサーバの負荷が高い
ユーザアプリケーションの場合、本エラー発生時にリトライ処理を入れることで回避することができます。
リポジトリサーバとの間でSSLを使用している場合に、クライアント数が多く、Interstage ディレクトリサービスへのアクセス頻度が高い場合は、上記対処でエラーが改善されない場合があります。エラーが改善されない場合は、SSLアクセラレータを用いるなどの方法でサーバの負荷を軽減させることを検討してください。
その他の場合
タイマー値が短すぎる可能性があります。SSL環境定義ファイルのタイマー値(ssl_timer)、またはSSLENV構造体のssl_timerの値を増加させたうえで、再度処理をしてください。
SSL環境定義ファイルのタイマー値(ssl_timer)については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“証明書/鍵管理環境の環境構築”-“SSL環境定義ファイルの設定”を参照してください。
SSLENV構造体のssl_timerについては、以下を参照してください。
“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”-“セションのオープンとクローズインタフェース”-“ldapssl_init”
“リファレンスマニュアル(API編)”の“C言語インタフェース”-“Interstage ディレクトリサービスインタフェース”-“構造体の構成”-“SSLENV構造体”
上記の対応をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
LDAPクライアント以外の場合
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。