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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

98.1.53 LDAP_CONNECT_ERROR 91 (0x5b)

Can't connect to the LDAP server

意味

リポジトリとのコネクション確立に失敗しました。

ユーザの対処

  • リポジトリとの通信ができません。接続先のホスト名やポート番号に誤りがないか確認してください。

  • ネットワーク管理者などに連絡のうえ、ネットワークの環境(例:hostsファイルの設定、使用するDNSサーバ/DHCPサーバの指定、使用するDNSサーバ/DHCPサーバ自体の設定)に誤りがある場合は、ネットワークの環境を見直し、再設定してください。

  • ネットワークやリポジトリサーバの負荷が高い場合に発生することがあります。

    • ユーザアプリケーションの場合、本エラー発生時にリトライ処理を入れることで回避することができます。

    リポジトリサーバとの間でSSLを使用している場合に、クライアント数が多く、Interstage ディレクトリサービスへのアクセス頻度が高い場合は、上記対処でエラーが改善されない場合があります。エラーが改善されない場合は、SSLアクセラレータを用いるなどの方法でサーバの負荷を軽減させることを検討してください。

  • リポジトリが起動されているかを、ireplistコマンドまたはInterstage管理コンソールを利用して確認してください。

    • リポジトリが停止状態の場合は、リポジトリを起動してください。

    • リポジトリが起動状態の場合は、リポジトリをいったん停止し、再度起動してください。

    • リポジトリが不定状態の場合は、いったん停止して、起動してください。

  • クライアントアプリケーションで使用可能なファイルディスクリプタ(fd)が不足している可能性があります。ulimit(1)、またはsetrlimit(2)などを使用し、利用可能なファイルディスクリプタを増加させたうえ、再度実行してください。

  • リポジトリのデータベースに標準データベースを使用している場合は、リポジトリサーバでomsservdプロセスが起動されているか、psコマンドを使用して確認してください。omsservdプロセスが起動されていない場合は、enablerstartコマンドを使用して起動してください。enablerstart実行後に、リポジトリを再起動し再度エントリ操作を実行してください。
    enablerstartコマンドの使用方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage ディレクトリサービス運用コマンド”を参照してください。

  • リポジトリのデータベースにRDBを使用している場合は、接続先のInterstage ディレクトリサービスがインストールされているマシンのシステムログ(イベントログ)を確認し、RDBのエラーが発生していないか確認してください。

上記で改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを実行し、情報を採取したのち、技術員に連絡してください。