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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

95.3.4 404

404  Not Found

意味

指定されたリソースがサーバ上に見つかりませんでした。

対処 (Servletサービスを使用している場合)

Servletサービスを使用している場合は、“95.6 Webアプリケーションの呼び出し時に、Webブラウザにステータスコードやメッセージが表示される場合”を参照してください。
また、以下のメッセージが出力されている場合、以下の対処にしたがってください。


type <出力タイプ>
description The requested resource is not available.

可変情報

<出力タイプ>:Status reportなど

原因

以下の原因が考えられます。

  • Webブラウザで指定したURLが間違っています。

  • 呼び出したWebアプリケーションのファイルが存在しません。

  • Webアプリケーション環境定義ファイルのinit-paramタグの指定に誤りがあります。

    • param-nameタグを指定していません。

    • param-nameタグの記述に誤りがあります。

    • param-valueタグを指定していません。

    • param-valueタグの記述に誤りがあります。

  • Webアプリケーション環境定義ファイルのload-on-startupタグの指定に誤りがあります。

    • load-on-startupタグのパラメタを指定していません。

    • load-on-startupタグのパラメタに範囲外の値を指定しています。

  • Webアプリケーション環境定義ファイルのサーブレット・マッピングに定義されていないサーブレットを呼び出しました。

  • Webサーバコネクタに定義された Webアプリケーション名のアプリケーションがIJServerに存在しません。

  • Webアプリケーション環境定義ファイルのlistener-classタグに存在しないクラスを指定しています。

利用者の対処

Webアプリケーションの存在と、Webアプリケーション環境定義ファイルの設定を確認してください。
配備されているモジュールのWebアプリケーション名が誤っている場合は、正しいWebアプリケーション名を指定して配備しなおしてください。


Servlet %s1 is not available
サーブレット
%s1 が利用できません

可変情報

%s1:サーブレット名

意味

サーブレットが利用できません。

原因

コンテナログに出力されたメッセージを参照してください。

利用者の対処

コンテナログに出力されたメッセージを参照してください。


対処 (シングル・サインオンを使用している場合)

以下の対処にしたがってください。

利用者の対処

以下の対処を行ってください。

  • アクセスしたURLに間違いが無いか確認してください。

  • 本メッセージの直前に、Webブラウザから通知されるステータスコードに500などが通知されていた場合は、直前に表示されたメッセージの対処を参照し、対処を行ってください。

  • 業務サーバ管理者に問い合わせて、ブラウザのアドレス欄に表示されているURLが存在するか、または対象の保護リソース配下にコンテンツが存在するかを確認してください。

  • ブラウザのアドレス欄に表示されているURLが、実際にアクセスしたURLと同じかどうか確認してください。異なる場合は、業務サーバ管理者に問い合わせ、操作内容を説明してください。

  • 統合Windows認証を行っている場合は、WebブラウザとしてWindows(R) Internet Explorer(R)を使用しているか確認してください。
    使用していない場合は、Windows(R) Internet Explorer(R)を使用してください。使用している場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

なお、対処完了後、再度操作を行う場合は、現在使用しているブラウザをいったん閉じてから、再度操作を行ってください。

業務サーバ管理者の対処

以下の対処を行ってください。

  • 利用者から通知されたURLが業務システムの[公開URL]であるか確認してください。(注1)

  • 利用者が指定したリソースがサーバ上に存在しない場合、または利用者が指定したURLに誤りがある場合は、利用者に正しいURLにアクセスするよう指導してください。

  • 利用者から通知されたURLが正しい場合は、業務サーバのアクセスログを参照して利用者からのアクセスが行われたか確認してください。

  • 利用者からのアクセスが行われていた場合には、SSO管理者に問い合わせてください。

  • 利用者から通知された保護リソース配下にコンテンツが存在するか確認してください。

  • Interstage Security Directorと連携し、かつインターネット上のクライアントのみアクセス可能なシステムを構築する場合、業務システムのリバース設定で要求元URLと中継先URLのパス部分が同一かInterstage Security Directorの設定を確認してください。

  • 利用者がフォーム認証ページにより認証操作を行っていた場合には、SSO管理者にフォーム認証ページの内容に誤りがないか問い合わせてください。

  • 旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、業務サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注2)

  • 上記対処を行っても解決しない場合は、SSO管理者に問い合わせてください。

SSO管理者の対処

以下の確認を行ってください。

  • 業務サーバ管理者から通知されたURLが認証基盤のURLであるか確認してください。

  • 統合Windows認証を行っている場合は、以下を行ってください。

    • 統合Windows認証アプリケーションが配備されているか確認してください。

    • 統合Windows認証アプリケーションが起動しているか確認してください。

  • 認証サーバのシステムのログにシングル・サインオンのメッセージが出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージに対する[ユーザの対処]に従って対処してください。

  • 利用者がフォーム認証ページにより認証操作を行っていた場合には、フォーム認証ページの内容に誤りがないか確認してください。(注3)

  • 旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、リポジトリサーバ、または認証サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注2)

認証サーバ間連携を行っている場合は、以下の対処も合わせて行ってください。

  • 認証サーバ間連携サービスが配備されているか確認してください。(注4)

  • 相手シングル・サインオンシステムの認証基盤のURLに誤りがないか確認してください。(注5)

  • 業務サーバ管理者から通知されたURLが、認証を行うシステムの設定画面のURL、または認証を行うシステムの解除画面のURLであるか確認してください。

  • 利用者が、以下のいずれかの操作を行っていた場合は、認証サーバ間連携時にWebブラウザに表示するメッセージのカスタマイズに誤りがないか確認してください。(注6)

    • 認証を行うシステムの設定画面からの操作

    • 認証を行うシステムの解除画面からの操作

    • 保護リソースへのアクセス

    • 認証基盤のURLへのアクセス

  • 認証サーバ間連携の環境定義ファイルを直接編集している場合は、定義項目に正しい値が設定されているか確認してください。

  • 認証サーバ間連携サービスのシステムのログにシングル・サインオンのメッセージが出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合は、出力されたメッセージに対する[ユーザの対処]に従って対処してください。

  • 認証サーバ間連携サービスを配備したワークユニット、またはWebアプリケーションの環境設定を変更している場合は、変更した項目を変更前の設定値に戻してください。戻すことができない場合は、認証サーバ間連携サービスをいったん削除し、再度配備しなおしてください。(注4)(注7)

  • 利用者からのアクセスが行われていた場合には、認証サーバ間連携ログに出力されている、リクエストを送信する相手シングル・サインオンシステムの管理者に問い合わせてください。

  • 利用者がサインオフ操作を行っていた場合は、利用者のブラウザのアドレス欄に表示されているURLと、認証基盤のURLが一致する相手シングル・サインオンシステムの管理者に、問い合わせてください。

  • ネットワーク環境を見直してください。

注1)[公開URL]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[業務システムの情報]を参照してください。

注2)各サーバの移行については、“移行ガイド”の“Interstage シングル・サインオンの移行”を参照してください。

3)フォーム認証ページのカスタマイズ方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”-“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。

4)認証サーバ間連携サービスの配備については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“導入”-“導入手順”-“認証サーバ間連携サービスの配備”を参照してください。

5)相手シングル・サインオンシステムの認証基盤のURLについては、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[認証サーバ間連携サービス詳細設定[表示]]をクリックし、[相手シングル・サインオンシステムの情報] > [相手シングル・サインオンシステムの設定]の[認証基盤のURL]を参照してください。

6)Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“カスタマイズ”-“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。

7)認証サーバ間連携サービスの削除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“運用・保守”-“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。