ijsmartsetupコマンド実行時に出力されるメッセージについて説明します。
[意味]
データベースへのアクセス確認が失敗しました。
[システムの処理]
作成したパスワードエイリアスと接続プールを削除し、再び使用するデータベースを問い合わせます。
[ユーザの対処]
同時に出力されるメッセージに含まれる文字列に応じて、以下のように対処してください。
含まれる文字列 | ユーザの対処 |
---|---|
ISJEE_OM2997 | Interstage Java EE DASサービスが停止しました。Interstage Java EE DASサービスを起動してから再度実行してください。Interstage Java EE DASサービスの起動は、ijdasstartコマンドで起動します。詳細は「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。 また、他のユーザが運用設定操作を行っていないか確認してください。 |
JDBCRA0002 | Interstage Java EE DASサービスが以下のJARファイルを正しくロードできません。アクセスに問題がないか、ファイルが破壊されていないか、確認してから再度実行してください。
|
JYP1010E | RDBシステムが起動していない可能性があります。RDBシステムを起動してから再度実行してください。 |
JYP1011E | 以下のいずれかの指定に誤りがあります。
正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP1027E | データベースのサーバ名またはIPアドレスの指定に誤りがあります。正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP1087U | データベースのポート番号の指定に誤りがあります。正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP2005E | 以下のいずれかの指定に誤りがあります。
正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP5022U | RDBシステムの名前の指定に誤りがあります。正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP5031E | 以下のいずれかの指定に誤りがあります。
正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
JYP9038E | 以下のいずれかの指定に誤りがあります。
正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
LDWrapper |
システム環境変数PATHを設定した後、Interstage Java EE DASサービス、Interstage Java EE Node Agentサービスを再起動してから、再度実行してください。再起動の方法については、Java EE運用ガイド、リファレンスマニュアル(コマンド編)を参照してください。を参照してください。
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ORA-01017 | 以下のいずれかの指定に誤りがあります。
正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
ORA-12514 | 以下のいずれかの対処を行ってから、再度実行してください。
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The Network Adapter could not establish the connection | 以下のいずれかの対処を行ってください。
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This pool is not registered with the runtime environment | 作成した接続プールが、データベースへのアクセス確認前に削除されました。他のユーザが運用設定操作を行っていないか確認してください。 |
Unknown host specified | データベースのサーバ名またはIPアドレスの指定に誤りがあります。正しい値を指定してから、再度実行してください。 |
同時に出力されたメッセージが上記に該当しない場合や上記の対処で問題が解決しない場合は、使用しているデータベースのマニュアルを参考に対処し、再度実行してください。
[可変情報]
{0}:詳細情報
[意味]
環境異常または、何らかの理由によりシステムエラーが発生しました。
[システムの処理]
コマンドは、異常終了します。
[ユーザの対処]
詳細情報を参照して問題を取り除いてください。問題を解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:詳細情報
[意味]
内部処理でエラーが発生しました。
[システムの処理]
コマンドは、異常終了します。
[ユーザの対処]
詳細情報を参照して問題を取り除いてください。問題を解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:詳細情報
[意味]
処理が失敗しました。
[システムの処理]
コマンドは、異常終了します。
[ユーザの対処]
詳細情報を参照して問題を取り除いてください。問題を解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[可変情報]
{0}:ブラウザからアプリケーションにアクセスできるURLの例
[意味]
資源の作成に成功し、ブラウザからアプリケーションにアクセスできるようになりました。
[システムの処理]
コマンドは、処理を続行します。
[ユーザの対処]
本コマンドが例示するURLからアプリケーションへアクセスできない場合があります。その場合の対処例を示します。
別マシンでブラウザを起動してアプリケーションにリモートからアクセスする場合は、URLのホスト名またはIPアドレスに、Java EEを実行しているサーバのものを使用してください。
Interstage HTTP Serverをインストールした場合など、Webサーバを経由する運用になっている場合は、以下を確認してください。
SSLの利用の有無、ホスト名/IPアドレス、ポート番号について、Webサーバの設定を確認し、URLにそれらの値を使用してください。
経由するWebサーバが起動しているか確認してください。インストール時に作成されるWebサーバは、"ihsstart -n FJapache"で起動できます。
配備したWebアプリケーションが、ルート(/)ではなく特定のパスにアクセスする必要がある場合、適切なパスをURLに指定してください。
例:Webアプリケーションが"abc"というパスにアクセスする必要がある場合、"http://localhost/sample/"ではなく、"http://localhost/sample/abc"にアクセスしてください。