可変情報
%s1:システムコール名
%s2:エラー情報
意味
コンポーネントトランザクションサービス内部で発行したシステムコールでエラーを検出しました。
以下のいずれかの原因が考えられます。
コンポーネントトランザクションサービスのインストールに失敗しています。
システムパラメタの指定に誤りがある可能性があります。
メモリ容量が不足しています。
システムの処理
処理を続行します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
コンポーネントトランザクションサービスが正しくインストールされているかを確認してください。
「チューニングガイド」の「システムのチューニング」-「サーバ機能運用時に必要なシステム資源」-「コンポーネントトランザクションサービスのシステム資源の設定」を参考にして、システムパラメタ値を見直してください。
「チューニングガイド」の「必要資源」-「メモリ容量」-「サーバ機能を使用する場合」を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ容量を再見積もりし、メモリ容量が十分に用意されているか確認してください。
Interstageが必要なメモリ容量に対して、メモリ容量が十分に用意されている場合は、他のアプリケーションが使用するメモリ容量が不足している可能性があります。同一マシン上で運用している他のアプリケーションのメモリ容量を再見積もりし、メモリ容量が適当であるかを調査してください。再見積もりの結果、メモリ量が不足している場合は、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップの拡張を行ってください。
上記のいずれにも該当しない場合は、以下の表を参照して、システムコール%s1およびエラー情報%s2に対応する対処を行ってください。
システムコール%s1 | エラー情報%s2 | 対処方法 |
---|---|---|
| - | ワークユニット自動起動設定ファイルに誤りがある可能性があります。 |
| errno=22(Invalid argument) | Interstageの強制停止(isstop -f)が行われたか、コマンドがkillされた可能性があります。 |
| errno=22(Invalid argument) | コマンド実行中の端末にCtrl+Cが入力された可能性があります。 |
| errno=11 | システム内スレッド数の上限に達している可能性があります。 |
| isapsw_init | Interstage Web Server Expressにおいて、Interstage 起動直後のワークユニット起動時に本エラーメッセージが出力された場合は、Interstageの動作に問題はありません。 |
上記以外 | iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |