可変情報
%d :エラー情報1
%x1:エラー情報2
%x2:エラー情報3
意味
コンポーネントトランザクションサービスシステム内部で矛盾を検出しました。
システムの処理
コンポーネントトランザクションサービスを異常停止します。
ユーザの対処
エラー情報が“30085215-e8-c1”の場合、コマンドの処理結果の獲得に失敗しています。投入したコマンドによる処理の結果をイベントログで確認した上、処理に失敗している場合は再度コマンドを実行してください。
エラー情報1が“300821318”の場合、共有メモリが不足しています。“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となる共有メモリ量を再見積もりし、システムチューニングパラメタを見直して、再度コンポーネントトランザクションサービスを起動してください。
エラー情報が“300850000-c-3”の場合には、以下の原因が考えられます。
使用しているスタブまたはスケルトンと登録済みのインタフェースリポジトリの情報が異なっている
CORBAサービスが先に停止した
この場合は、od10003メッセージが本メッセージより先に出力されています。
メモリが不足している
使用しているスタブまたはスケルトンと登録済みのインタフェースリポジトリの情報が異なっている可能性がある場合は、最新のIDL定義をtdcコマンドにてコンパイルし、スタブとスケルトンを再作成すると同時にインタフェースリポジトリの情報を更新してください。さらに作成したスタブまたはスケルトンを使用してアプリケーションを再作成してください。
CORBAサービスが先に停止した場合には、Interstageの停止方法を確認してください。
また、エラー情報1が以下の場合は、それぞれの確認を行い、対処を行ってください。
“300821318”の場合、メモリが不足しています。
システム資源が不足していないか確認してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積もりを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
再見積もりの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップの拡張を行ってください。
また、エラー情報1が以下の場合は、それぞれの確認を行い、対処を行ってください。
“300850000”または“300850250”の場合、CORBAサービスが停止されている可能性があります。CORBAサービスが停止されている場合、原因を調査し原因を取り除いた後、再度Interstageを起動してください。
上記以外のエラー情報が出力されている場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。