可変情報
%s1:業務システム名
%s2:認証サーバのIPアドレス、またはホスト名(注1)
%s3:保守情報
%s4:保守情報
意味
Interstage シングル・サインオンの業務サーバ(業務システム名(%s1))が、Interstage シングル・サインオンの認証サーバから不正な応答を受信しました。以下の原因が考えられます。
誤ったInterstage シングル・サインオンの認証サーバと通信しています。
Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバ間の設定、またはバージョンが異なっています。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[認証基盤のURL]、および[認証サーバのURL]を確認して、SSO管理者に正しい情報であるか確認してください。
[認証サーバのURL]が間違っている場合
SSO管理者から通知された正しいURLを設定し、[適用]ボタンをクリックした後に業務サーバをいったん停止し、再度起動してください。(注2)
[認証基盤のURL]が間違っている場合
業務サーバを再構築してください。(注3)
Interstage シングル・サインオンの業務サーバと認証サーバでセションの管理を行う設定が一致しているか確認してください。(注4)(注5)
セションの管理を行う設定が一致している場合
業務サーバをいったん停止して再度起動してください。(注2)
セションの管理を行う設定が一致していない場合
セションの管理を行う場合
業務サーバ、または認証サーバをセションの管理を行う設定に変更してください。(注6)
セションの管理を行わない場合
業務サーバ、および認証サーバを再構築してください。(注3)(注7)
運用可能なバージョンの組み合わせを確認してください。(注8)
注1)要求元を特定できない場合は、“unknown”という文字列が出力されます。
注2)業務サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”-“業務サーバの停止”を参照してください。業務サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“業務サーバの起動”を参照してください。
注3)業務サーバの再構築は、以下の手順で行います。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより業務サーバをいったん削除します。
[業務サーバの追加]タブにより業務サーバを追加します。
注4)業務サーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認します。
注5)認証サーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認します。
注6)セションの管理を行う運用については“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”-“セションの管理を行う運用への移行について”を参照してください。なお、認証サーバの移行については、SSO管理者に依頼してください。
注7)認証サーバの再構築については、SSO管理者に依頼してください。
注8)運用可能なバージョンの組み合わせについては、“使用上の注意”の“Interstage シングル・サインオンの注意事項”-“バージョン・エディション混在でシングル・サインオンシステムを構築する場合の注意事項”を参照してください。