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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

84.23.5 sso12005

SSO: ERROR: sso12005: Request data is broken. IPAddr=(%s1) Detail=(%s2) Code=(%s3)
SSO: エラー
: sso12005: 要求データが破損しています。 IPAddr=(%s1) Detail=(%s2) Code=(%s3)

可変情報

%s1:要求元のIPアドレス、またはホスト名
%s2:保守情報
%s3:保守情報

意味

Interstage シングル・サインオンの認証サーバが受け付けた要求データが破損しているか、または解釈できませんでした。以下の原因が考えられます。

  • 通信路に問題があり、要求データが破損した可能性があります。

  • 設定、またはバージョンの異なるInterstage シングル・サインオンの業務サーバが運用されています。

  • 設定、またはバージョンの異なるInterstage シングル・サインオンの認証サーバが運用されています。

  • Microsoft(R) Internet Explorer 7.0以降のインターネットオプションのセキュリティ設定において、インターネットゾーンや、ローカルイントラネットゾーンなどの各ゾーンとして登録したInterstage シングル・サインオンの業務サーバとInterstage シングル・サインオンの認証サーバに対する“保護モード”の設定が異なっている可能性があります。

  • 外部からの攻撃の可能性があります。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • 要求元のIPアドレス(%s1)のマシンと認証サーバ間で正常に通信を行える環境であるか、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

  • 業務サーバと認証サーバでセションの管理を行う設定が一致しているか確認してください。(注1)(注2)

    • セションの管理を行う設定が一致している場合
      業務サーバ、および認証サーバをいったん停止して再度起動してください。(注3)(注4)

    • セションの管理を行う設定が一致していない場合

      • セションの管理を行う場合
        業務サーバ、または認証サーバをセションの管理を行う設定に変更してください。(注5)

      • セションの管理を行わない場合
        業務サーバ、または認証サーバを再構築してください。(注6)(注7)

  • 認証サーバを複数台設置している場合は、全ての認証サーバの環境設定が同じになっているか確認してください。一致していない場合は、設定を変更するか、変更できない場合は認証サーバを再構築してください。(注7)

  • 運用可能なバージョンの組み合わせを確認してください。(注8)

  • Microsoft(R) Internet Explorer 7.0以降のインターネットオプションのセキュリティ設定で、業務サーバと認証サーバに対する“保護モード”の設定を合わせてください。

  • 上記以外の場合は、外部からの攻撃の可能性があります。要求元のIPアドレス、またはホスト名(%s1)をもとに攻撃の可能性を調査してください。

注1)認証サーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認します。

注2)業務サーバでは、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報]の[セション管理の運用]を確認するよう業務サーバ管理者に依頼してください。

注3)業務サーバの再起動を行うように業務サーバ管理者に依頼してください。業務サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”-“業務サーバの停止”を参照してください。業務サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“業務サーバの起動”を参照してください。

注4)認証サーバの停止については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの停止”-“認証サーバの停止”を参照してください。認証サーバの起動については“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“認証サーバの起動”を参照してください。

注5)セションの管理を行う運用への移行については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”-“セションの管理を行う運用への移行について”を参照してください。なお、業務サーバの移行については、業務サーバ管理者に依頼してください。

注6)業務サーバの再構築は、以下の手順で行います。

  1. Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより業務サーバをいったん削除します。

  2. [業務サーバの追加]タブにより業務サーバを追加します。

注7)認証サーバの再構築は、以下の手順で行います。

  1. Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブにより、認証サーバをいったん削除します。

  2. [認証基盤の構築]タブにより、認証サーバを構築します。

注8)運用可能なバージョンの組み合わせについては、“使用上の注意”の“Interstage シングル・サインオンの注意事項”-“バージョン・エディション混在でシングル・サインオンシステムを構築する場合の注意事項”を参照してください。