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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

84.4.29 sso03046

SSO: ERROR: sso03046: Initialization of access log failed. Logfile=(%s1) Reason=(%s2)
SSO: エラー
: sso03046: アクセスログの初期化に失敗しました。 Logfile=(%s1) Reason=(%s2)

可変情報

%s1:業務サーバのアクセスログの出力先ファイル名
%s2:エラー原因

意味

Interstage シングル・サインオンの業務サーバのアクセスログ初期化に失敗しました。以下の原因が考えられます。

  • 旧バージョンより本バージョンに移行している場合は、業務サーバの移行が正しく行われていない可能性があります。

  • 上記以外の場合は、以下の原因が考えられます。

    エラー原因(%s2)の内容

    原因

    Permission denied

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のディレクトリにアクセス権限が設定されていません。

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)にアクセス権限が設定されていません。

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)が他のアプリケーションで使用されている可能性があります。

    Directory not found

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のディレクトリが見つかりません。

    Filename is directory

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル名として、ディレクトリが設定されています。

    Not enough disk space

    ディスクの空き容量が不足しています。

    Not enough memory

    Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なメモリ容量が不足しています。

    Acquisition of shared memory failed

    Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要な共用メモリの設定に誤りがあります。

    Operation of shared memory failed

    Acquisition of exclusive lock resource failed

    Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要な排他制御資源(セマフォ)の設定に誤りがあります。

    Exclusive lock failed

    System error

    Interstage シングル・サインオンの業務サーバの運用において内部異常が発生しています。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • 業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のパスが正しいか確認してください。(注1)
    パスに誤りがある場合は、業務サーバの移行手順に誤りがないか確認してください。(注2)

  • 上記以外の場合は、以下のエラー原因(%s2)から対処してください。

    エラー原因(%s2)の内容

    対処

    Permission denied

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のディレクトリのアクセス権限が正しく設定されているかを確認してください。アクセス権限に誤りがある場合は、正しく設定してください。(注3)

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)が存在する場合は、出力先ファイルのアクセス権限が正しく設定されているかを確認してください。アクセス権限に誤りがある場合は、正しく設定してください。(注3)

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)が他のアプリケーションで使用されていないかを確認してください。他のアプリケーションで使用されている場合は、そのアプリケーションを終了させてください。(注3)

    Directory not found

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のディレクトリ、および出力先ファイル名内のディレクトリが存在するかを確認してください。

    Filename is directory

    業務サーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)としてディレクトリ名が設定されています。ファイル名を設定してください。(注1)

    Not enough disk space

    不要なファイルを退避するなどして空き領域を確保してください。

    Not enough memory

    不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”-“メモリ容量”を参照してください。

    Acquisition of shared memory failed


    業務サーバを運用するWebサーバとしてMicrosoft(R) Internet Information Servicesを使用している場合は、業務サーバを組み込む手順に誤りがないか確認してください。業務サーバを組み込む手順については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(業務サーバ管理者編)”-“Webサーバへの組み込み”を参照してください。


    システムパラメタを確認してください。システムパラメタについては、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”を参照してください。

    Acquisition of exclusive lock resource failed

    Operation of shared memory failed

    Exclusive lock failed

    System error

    本メッセージの直前にシステムのログが出力されている場合は、メッセージを確認してエラー原因を取り除いてください。出力されていない場合は、以下の業務サーバを運用するWebサーバの定義ファイル、または定義情報と、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を速やかに採取した後、技術員に連絡してください。

    ・Microsoft(R) Internet Information Servicesの場合、以下の手順で情報を採取してください。
    1. 任意のファイルを作成します。
    2. 上記ファイルにWebサーバの定義情報を記述します。


    ・Sun Java System Web Server 6.1の場合
    -Sun Java System Web Server 6.1の定義ファイル(magnus.conf、obj.conf、server.xml)


注1)アクセスログの出力先については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[アクセスログ]で確認します。設定は[ファイル名]より行ってください。

注2)業務サーバの移行については、“移行ガイド”の“Interstage シングル・サインオンの移行”を参照してください。

注3)アクセス権限の設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“環境設定の変更”-“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”を参照してください。