意味
Interstage シングル・サインオンの業務サーバを運用するために必要なクレデンシャル情報の復号化に失敗しました。以下の原因が考えられます。
同一ドメイン内の業務サーバに、以下の異なる業務システムの情報で作成した業務サーバが混在しています。
[業務システムの情報]の[Interstage Portalworksとの連携]を“連携しない”で作成した業務システム構築ファイル
[業務システムの情報]の[Interstage Portalworksとの連携]を“連携する”で作成した業務システム構築ファイル
業務サーバ用のサービスIDファイルの内容に誤りがあります。(注)
ブラウザからのデータの受信に失敗しました。または、データが破壊されています。
外部から不正な攻撃を受けている可能性があります。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
同一ドメイン内の業務サーバに、異なる業務システムの情報で作成した業務サーバが混在している場合は、同一の業務システムの情報ですべての業務サーバを作成する必要があります。以下のどちらかの業務システムの情報で統一して業務サーバを作成してください。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [業務システム構築ファイル]タブをクリックして表示される[業務システムの情報]の[Interstage Portalworksとの連携]を“連携しない”で作成した業務システム構築ファイル
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [業務システム構築ファイル]タブをクリックして表示される[業務システムの情報]の[Interstage Portalworksとの連携]を“連携する”で作成した業務システム構築ファイル
業務サーバ用のサービスIDファイルの内容に誤りがある場合、以下の手順で業務サーバを再構築してください。
Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブにより、業務サーバをいったん削除します。
[業務サーバの追加]タブにより、業務サーバを追加します。
ブラウザからのデータの受信に失敗した場合、またはデータが破壊されている場合は、ネットワークの環境に問題があるため、ブラウザからのデータが破壊された可能性があります。ネットワークの環境を確認してください。
外部から不正な攻撃を受けている可能性がある場合は、アクセスログに記録されたブラウザのIPアドレスをもとに攻撃を受けている可能性がないか調査してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、すべてのブラウザを再起動後、再度認証を行ってください。
注)サービスIDファイルについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“旧バージョンの環境定義と機能について”を参照してください。