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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

84.3.39 sso02060

SSO: ERROR: sso02060: Generation of the authentication information failed because the upper limit of the authentication information has been reached. UserID=(%s1) SystemName=(%s2) Detail=(%s3) Code=(%s4)
SSO: エラー
: sso02060: 認証情報のサイズが上限に達したため、生成に失敗しました。 UserID=(%s1) SystemName=(%s2) Detail=(%s3) Code=(%s4)

可変情報

%s1:利用者の識別名(UserID)
%s2:認証を行った相手シングル・サインオンシステム名
%s3:保守情報
%s4:保守情報

意味

認証情報のサイズが上限(2048バイト)に達したため、Interstage シングル・サインオンの認証サーバが、認証情報の生成に失敗しました。
以下の原因が考えられます。

  • 相手シングル・サインオンシステム(%s2)から通知されたユーザ情報をカスタマイズしている場合は、カスタマイズによって認証情報のサイズが上限を超えた可能性があります。

  • 相手シングル・サインオンシステム(%s2)のSSOリポジトリの利用者(%s1)に大量のロール、またはロールセットが設定されています。

  • 相手シングル・サインオンシステム(%s2)のSSOリポジトリの利用者(%s1)の以下に、長い値が設定されています。

    • ロール、またはロールセット

    • UID属性

    • DN

    • 拡張ユーザ情報

ユーザの対処

ユーザ情報のカスタマイズを行っている場合は、カスタマイズを行った以下の設定内容を確認してください。(注1)(注2)

  • 利用者のDNの値

  • ロール名の値

  • 利用者のユーザIDの値

  • 拡張ユーザ情報

ユーザ情報のカスタマイズを行っていない場合は、相手シングル・サインオンシステム(%s2)の管理者に、SSOリポジトリ内に登録されている利用者(%s1)の以下の設定内容を確認するよう依頼してください。(注1)

  • ロール、またはロールセットの数

  • ロール、またはロールセットの値

  • UID属性の値

  • DNの値

  • 拡張ユーザ情報

相手シングル・サインオンシステム(%s2)のSSOリポジトリ内に登録されている利用者(%s1)を変更できない場合は、ユーザ情報のカスタマイズを行い、認証情報のサイズが上限を超えないようにしてください。(注2)


注1)認証情報のサイズの上限については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”-“環境変数によるユーザ情報の通知の設定”を参照してください。

注2)ユーザ情報のカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“カスタマイズ”-“ユーザ情報のカスタマイズ”を参照してください。