可変情報
%s1:サーバ名、またはコマンド名
意味
Interstage証明書環境へのアクセス権限がありません。
ユーザの対処
Interstage証明書環境(デフォルトのインストールパスの場合は、C:\Interstage\etc\security)配下に、Administratorsグループ、およびSYSTEMのアクセス権限(フルコントロール)があるか確認してください。
Microsoft(R) Internet Information Services 6.0以降に業務サーバを組み込み、運用しているWebサイト環境で本メッセージが出力された場合は、Interstage証明書環境へのアクセス権限が正しく設定されているか確認してください。(注1)
Webサーバの実効ユーザ名とInterstage証明書環境のアクセス権限が一致していない可能性があります。
scsmakeenvコマンド(注2)の-gパラメタを使用し、Interstage証明書環境のアクセス権限をWebサーバの実効ユーザ名(注3)でアクセス可能となるように変更してください。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行を行っている場合は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のGroupディレクティブの設定値を適切な値に変更してください。(注4)
注1)Microsoft(R) Internet Information Services使用時のInterstage証明書環境へのアクセス権限の設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(業務サーバ管理者編)”-“Webサーバへの組み込み”を参照してください。
注2)scsmakeenvコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“SSL環境設定編”-“SSL環境設定コマンド”-“scsmakeenv”を参照してください。
注3)Webサーバの実効ユーザ名については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“環境設定の変更”-“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”を参照してください。
注4)Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行については、“移行ガイド”の“Interstage運用操作、環境の移行”-“Interstage HTTP Serverの移行”を参照してください。