可変情報
%s1:リソース定義名
%s2:トランザクションID
意味
リソース管理プログラムにおけるトランザクションがprepare要求とcommit要求とのフェーズ間タイムアウト状態です。
リソース定義名%s1に“JTSRMP”が出力された場合は、JTS用のリソース管理プログラムからメッセージが出力されたことを意味します。
システムの処理
コマンドの処理を中止します。
ユーザの対処
タイムアウト前に処理が完了しないリソースが存在します。
また、OTSシステムおよびリソース管理プログラムに対するチューニングも見直してください。以下のチューニングパラメタを見直したあと、該当するリソース管理プログラムを再起動してください。
configファイルの“RESOURCE_TRANMAX”
セットアップ情報ファイルの“OTS_FACT_THR_CONC”
リソース定義ファイルの“OTS_RMP_PROC_CONC”
上記のチューニングパラメタに問題がない場合は、フェーズ間タイムアウト検出時間(2PCタイムアウト時間)がCORBAサービスのクライアント側無通信監視時間より長い可能性があります。
フェーズ間タイムアウト検出時間には、クライアント側無通信監視時間より短い値を設定する必要があります。以下の値を見直してください。それぞれのconfigファイルの詳細については、“チューニングガイド”を参照してください。
CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間:OTSシステムのconfigファイルの“2PC_TIME_OUT”
注)本値を変更した場合は、OTSシステムを再起動してください。
クライアント側無通信監視時間:CORBAサービスのconfigファイルの“period_client_idle_con_timeout”
注)本値を変更した場合は、CORBAサービスを再起動してください。