可変情報
%s1:エラーが発生したアプリケーションのインタフェース名
%s2:詳細エラー情報
意味
CORBAサービスから異常が通知されたため、処理を中止しました。
ユーザの対処
以下のいずれかの対処を行ってください。
詳細エラー情報%s2が“IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0 minor=0x464a0880”である場合は、ネーミングサービスが起動されていない、または対象がオブジェクトグループである場合はロードバランス機能が起動されていない可能性があります。
ネーミングサービスまたはロードバランスが起動されているかを確認し、再度実行してください。
詳細エラー情報%s2が“IDL:CosNaming/NamingContext/AlreadyBound:1.0”である場合は、すでに同名のバインディング名が登録されています。
詳細エラー情報%s2が“IDL:CosNaming/NamingContext/CannotProceed:1.0”である場合は、以下のディレクトリの空き容量が足りないため、処理を実行できない可能性があります。
C:\Interstage\ODWIN\etc\CosNaming
/opt/FSUNod/etc/CosNaming
/opt/FJSVod/etc/CosNaming
必要な空き容量を確保してください。
Solaris/Linuxの場合は、以下に示す例を参考にして、CosNamingディレクトリを空き容量の大きいディスクパーティションに移動することができます。
例)
cp -rp /opt/FSUNod/etc/CosNaming ディレクトリ名
rm -rf /opt/FSUNod/etc/CosNaming
ln -s ディレクトリ名 /opt/FSUNod/etc/CosNaming
cp -rp /opt/FJSVod/etc/CosNaming ディレクトリ名
rm -rf /opt/FJSVod/etc/CosNaming
ln -s ディレクトリ名 /opt/FJSVod/etc/CosNaming
詳細エラー情報%s2が“IDL:ISOD/LBO/AlreadyExist:1.0”である場合は、すでに同名のオブジェクトグループが登録されています。
上記の要因に該当しない場合、詳細エラー情報%s2を参照し、必要な対処を行ってから、再度コマンドを実行してください。エラー情報については、“第91章 CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。