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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

81.29.12 od31212

OD: ERROR: od31212:Abnormality notified from ObjectDirector.
error:%s1
id:%s2
OD: エラー
: od31212:ObjectDirectorから異常が通知されました。
error:%s1
id:%s2

可変情報

%s1:エラーが発生したアプリケーションのインタフェース名
%s2:詳細エラー情報

意味

CORBAサービスから異常が通知されたため、処理を中止しました。

ユーザの対処

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • 詳細エラー情報%s2が“IDL:CORBA/StExcep/NO_IMPLEMENT:1.0 minor=0x464a0880”である場合は、ネーミングサービスが起動されていない、または対象がオブジェクトグループである場合はロードバランス機能が起動されていない可能性があります。
    ネーミングサービスまたはロードバランスが起動されているかを確認し、再度実行してください。

  • 詳細エラー情報%s2が“IDL:CosNaming/NamingContext/AlreadyBound:1.0”である場合は、すでに同名のバインディング名が登録されています。

  • 詳細エラー情報%s2が“IDL:CosNaming/NamingContext/CannotProceed:1.0”である場合は、以下のディレクトリの空き容量が足りないため、処理を実行できない可能性があります。


    C:\Interstage\ODWIN\etc\CosNaming


    /opt/FSUNod/etc/CosNaming


    /opt/FJSVod/etc/CosNaming


    必要な空き容量を確保してください。
    Solaris/Linuxの場合は、以下に示す例を参考にして、CosNamingディレクトリを空き容量の大きいディスクパーティションに移動することができます。

    例)

    cp -rp /opt/FSUNod/etc/CosNaming ディレクトリ名
    rm -rf /opt/FSUNod/etc/CosNaming
    ln -s ディレクトリ名 /opt/FSUNod/etc/CosNaming


    cp -rp /opt/FJSVod/etc/CosNaming ディレクトリ名
    rm -rf /opt/FJSVod/etc/CosNaming
    ln -s ディレクトリ名 /opt/FJSVod/etc/CosNaming

  • 詳細エラー情報%s2が“IDL:ISOD/LBO/AlreadyExist:1.0”である場合は、すでに同名のオブジェクトグループが登録されています。

上記の要因に該当しない場合、詳細エラー情報%s2を参照し、必要な対処を行ってから、再度コマンドを実行してください。エラー情報については、“第91章 CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。