可変情報
%s1:接続先マシン名またはIPアドレス
%s2:接続先ポート
%s3:OSから通知されたエラー情報
意味
接続先マシン名またはIPアドレス%s1、ポート%s2への接続に失敗しました。
OSから通知されたエラー情報%3には、WindowsではWSAGetLastError()で取得される値が、Solaris/Linuxではerrnoの値が設定されます。なお、SSL接続に失敗しod40303メッセージが出力されている場合は、od40303メッセージの対処を確認してください。
ユーザの対処
以下のいずれかの方法で対処してください。
接続先マシン名(IPアドレス)%s1が意図したマシン名(IPアドレス)になっているか確認してください。意図したマシン名(IPアドレス)になっていない場合、OD_or_admコマンド、OD_set_envコマンド、configファイルのIIOP_hostnameのいずれかの設定を見直してください。
接続先マシン名またはIPアドレス%s1でCORBAサービスが起動されているかを確認してください。
接続先マシン名またはIPアドレス%s1の動作環境ファイル(config)において、IIOP_hostnameが設定されていないか確認してください。設定されている場合、クライアントからの接続はIIOP_hostnameの設定値に制限されます。制限が不要であれば設定を削除してください。
%s1がマシン名である場合は、hostsファイルの内容やDNSの設定に誤りがないかを確認してください。
誤ったIPアドレスに変換されていないかを確認してください。
システム(接続元および接続先)または経路の途中で、ファイアウォールの設定がされていないか確認してください。
クラスタサービス機能を使用している場合は、OD_set_envコマンドによって引継ぎIPアドレスまたは引継ぎIPアドレスに対応するホスト名の設定がされているか確認してください。
上記のいずれにも該当しない場合は、接続先マシン名またはIPアドレス%s1へのネットワークに異常がないかをネットワークトレースなどを採取して確認してください。