可変情報
%s1:資源名
%s2:キー値
%s3:パス名
意味
必要なIPC資源が使用中のため、IPC資源の獲得に失敗しました。IPCキー値が重複しています。
%s1は資源獲得に失敗した資源名を示しています。
shared memory : 共用メモリ
semaphore : セマフォ
message queue : メッセージキュー
システムの処理
CORBAサービスの起動に失敗します。
ユーザの対処
IPC資源の獲得でIPCキー値が重複しているため、IPCキー値のカストマイズを行う必要があります。
詳細は“チューニングガイド”の“IPC資源のカスタマイズ”を参照してください。また、IPC資源の使用状況はipcsコマンドで確認できます。
CORBAサービスをOD_killコマンド、またはK00stopodコマンドで強制停止した後、OSをリブートすることなくCORBAサービスを起動した場合に出力されることがあります。OD_killコマンドによってCORBAサービスを強制停止した場合は停止前のCORBAサービスが使用していたIPC資源をodrmipcコマンドで回収する必要があります。
OD_startプロセスをkillコマンドで終了させた場合に出力されることがあります。
CORBAサービス、CORBAアプリケーションともに停止状態にもかかわらず、本メッセージが出力される場合には、odrmipcコマンドで未回収のシステム資源を回収してください。