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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

79.10.18 JSSR32802

JSSRC: WARNING: JSSR32802: Could not deserialize the session attribute. sessionid=%s1 key=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7
JSSRC: 警告: JSSR32802: セションの属性を復元できません。 sessionid=%s1 key=%s2 detail=%s3 ijserver=%s4 pno=%s5 pid=%s6 tid=%s7

可変情報

%s1 : セションID
%s2 : 属性キー
%s3 : 詳細情報
%s4 : IJServer名(または、IJServerクラスタ名(サーバーインスタンス名))
%s5 : IJServerのプロセス通番
%s6 : IJServerのプロセスID
%s7 : 処理スレッド名

意味

セション<sessionid>の属性にキー<key>で格納されたオブジェクトを復元できません。

原因

  1. <detail>にjava.io.InvalidClassExceptionが出力されている場合:
    クラスが更新されていますが、更新前のデータを使用できない(互換のない)更新が行われています。

  2. <detail>にjava.lang.ClassNotFoundExceptionが出力されている場合:
    セションに格納されていたクラスが見つかりません。アプリケーションの更新でクラスが削除されたか、またはクラスパスの設定、アプリケーションの構成に誤りがあります。

  3. <detail>にjava.lang.NoClassDefFoundErrorが出力されている場合:
    セションに格納されていたクラスが(コンパイル時に)参照していたクラスが見つかりません。クラスパスの設定、またはアプリケーションの構成に誤りがあります。

システムの処理

IJServerのサーバーログ/コンテナログに同時に出力されているメッセージを参照してください。

ユーザの対処

  1. セションの属性に格納しているクラスを更新し、再活性やリロードを行った後に更新前のセションを継続したい場合は、“Java EE運用ガイド”または“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“セションリカバリ機能”-“アプリケーション作成方法”を参照してアプリケーションで対応してください。
    その他、オブジェクト直列化の詳細については、Java SE Documentationの「Object Serialization(オブジェクト直列化)」を参照してください。

  2. Webアプリケーションの構成(クラスファイルやJARファイルに不足がないか)を確認してください。また、必要であればクラスパスに不足がないか確認してください。

  3. Webアプリケーションの構成(クラスファイルやJARファイルに不足がないか)を確認してください。また、必要であればクラスパスに不足がないか確認してください。

<detail>に出力されているException/Errorの詳細につきましては、Java SE DocumentationのAPI仕様を参照してください。

出力先

サーバーログ/コンテナログ