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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

79.4.3 JSSR23103

JSSRS: ERROR: JSSR23103: The Session Registry Server start user has no authority to access the subdirectory under the directory for storing the serialized file of the session specified in the definition file. path=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4
JSSRS: エラー: JSSR23103: 環境定義ファイルで指定されたセションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ配下のサブディレクトリに、Session Registry Serverの起動ユーザの権限がありません。 path=%s1 server=%s2 pid=%s3 tid=%s4

可変情報

%s1 : 指定されたパス名
%s2 : Session Registry Server名
%s3 : Session Registry ServerのプロセスID
%s4 : 処理スレッド名

意味

環境定義ファイル(IJServerクラスタのJava VMオプション)で指定された“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”配下のサブディレクトリ(sessionrecoveryまたはsr)およびそのサブディレクトリに、Session Registry Serverの起動ユーザの権限がありません。
ただし、サブディレクトリ(sessionrecoveryまたはsr)およびそのサブディレクトリは、Session Registry Serverが自動生成します。

原因

環境定義ファイル(IJServerクラスタのJava VMオプション)のセションの永続化に関する項目<serialize.file.path>(<com.fujitsu.interstage.jservlet.sessionrecovery.serialize.file.path>)で定義している“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ/sessionrecovery(sr)”およびそのサブディレクトリに、Session Registry Serverの起動ユーザの権限がありません。

システムの処理

Session Registry Serverの起動を中止します。

ユーザの対処

起動ユーザが、前回の起動ユーザと異なっている可能性があります。次のいずれかの対処を行ってください。

  • 前回と同じユーザで再起動してください。

  • 前回と違うユーザで再起動する場合は、以下のいずれかの対処を行ってください。

    • “セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”を変更してください。

    • “セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”に永続化されているセションの情報を、jssrsadminのclearsessionサブコマンドを使用して消去(J2EEの場合)、または、OSのコマンドで削除(Java EEの場合)してください。

    なお、環境定義ファイルのセションの永続化に関する項目<serialize.file.path>で定義している“セションの永続化ファイルの保存先ディレクトリ”に、Session Registry Serverの起動ユーザの全権限が必要です。

出力先

サーバーログ/コンテナログ