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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

79.3.21 JSSR22801

JSSRS: WARNING: JSSR22801: The maximum number of sessions that can be maintained was exceeded. The session will be deleted from the backup. apl=%s1 sessionid=%s2 server=%s3 pid=%s4 tid=%s5
JSSRS: 警告: JSSR22801: 保持するセションの上限数を超えました。セションをバックアップから削除します。 apl=%s1 sessionid=%s2 server=%s3 pid=%s4 tid=%s5

可変情報

%s1 : Webアプリケーション名
%s2 : セションID
%s3 : Session Registry Server名
%s4 : Session Registry ServerのプロセスID
%s5 : 処理スレッド名

意味

Session Registry Serverで保持するセションの上限数を超えました。セションをバックアップから削除します。

原因

Session Registry Serverの環境定義“backup.limit”、またはSession Registry Server用のIJServerクラスタのJava VMオプション“com.fujitsu.interstage.jservlet.sessionrecovery.backup.limit”で指定した、Session Registry Serverで保持するセションの上限数を超えました。
運用で想定しているセション数の見積もりを超えたセションの生成が行われている可能性があります。

システムの処理

バックアップされているセションのうち、更新された時間が最も古いものをバックアップから削除します。
セション自体がIJServerから破棄されるわけではないため、セションのリカバリが発生する異常(IJServerダウンや再起動、ネットワーク異常など)が発生しない限りはアプリケーション処理に影響はありませんが、それらが発生した場合、該当セションのリカバリはできません。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • アプリケーションにおいて、ログアウトや一連の操作終了時などでセションの破棄(invalidateメソッド呼び出し)を正しく行っているか確認してください。

  • Webブラウザを途中で終了した場合など、不要なセションがタイムアウトまで破棄されず残ることとなります。タイムアウト値が必要十分な大きさであるか(必要以上に大きくないか)確認してください。

  • 上記問題がない場合、メモリ(ヒープ)使用量を考慮の上、上限値の再設定を行ってください。必要であればメモリの増設もご検討ください。メモリ(ヒープ)使用量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”-“サーバ機能を使用する場合”を参照してください。

出力先

サーバーログ/コンテナログ