可変情報
%s1:イベントチャネル名
%s2:詳細な例外情報
意味
CORBAサービスへアクセスしようとしたときエラーが発生しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179254801(0x464A0011)”または“1179256849(0x464A0811)”の場合、イベントチャネルの作成に誤りがある可能性があります。以下の対処を行ってください。
Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合
以下の画面で、イベントチャネルのノーティフィケーションサービス機能の状態を確認します。
スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報] [詳細設定]
管理サーバの統合管理の場合
[統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバ名] > [システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]
管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名/サーバ名] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]
ノーティフィケーションサービス機能が“使用しない”と設定している場合は、いったんイベントチャネルを削除し、以下の画面で“イベントチャネル種別”に“JMS”を指定してイベントチャネルを再作成します。
スタンドアロンサーバの場合
[システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [新規作成]
管理サーバの一括操作の場合
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名/サーバ名] > [イベントチャネル] > [新規作成]
イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合
essetcnfchnlコマンドを以下のように実行し、“Notification channel mode”が“yes”と設定されているかを確認します。
essetcnfchnl -d -g グループ名
“Notification channel mode”が“no”である場合、esrmchnlコマンドでいったんイベントチャネルを削除し、esmkchnlコマンドで-notifyオプションを指定してイベントチャネルを再作成します。
上記以外の場合は、詳細な例外情報%s2を確認し、原因を取り除いてください。
以下を確認してください。
CORBAサービスが正常に動作しているかを確認してください。
環境変数PATH、CLASSPATH、またはLD_LIBRARY_PATHに誤りがないかを確認してください。環境変数に誤りがある場合、環境変数を正しく設定し、再度処理を実行してください。
CORBAの環境を見直し、再度処理を実行してください。
Destination定義にホスト名またはIPアドレスを指定した場合は、ホスト名からIPアドレスが解決できないか、またはIPアドレスからホスト名が解決できない可能性があります。DNSで運用している場合は、DNSの設定を確認してください。DNS運用していない場合は、hostsファイルが正しく記載されているかを確認してください。hostsファイルの記載方法については、“使用上の注意”の“注意事項”-“Interstage共通の注意事項”-“hostsファイルの記載について”を参照してください。
以下に設定されているホスト名およびポート番号を確認してください。設定内容に誤りがある場合は、正しい値を設定し、再度処理を実行してください。
CORBAサービスクライアントのホスト情報の定義ファイル(C:\Interstage\ODWIN\etc\inithost)
Portable-ORBの動作環境ファイル
注)porbeditenvコマンドを使用して確認してください。