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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

78.18.1 jms6100

JMS:ERROR:jms6100: Failure in accessing the CORBA service. NAME '%s1', EXCEPTION '%s2'
JMS:エラー
:jms6100: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました。 NAME '%s1', EXCEPTION '%s2'

可変情報

%s1:イベントチャネル名
%s2:詳細な例外情報

意味

CORBAサービスへアクセスしようとしたときエラーが発生しました。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

詳細な例外情報%s2のマイナーコードが“1179254801(0x464A0011)”または“1179256849(0x464A0811)”の場合、イベントチャネルの作成に誤りがある可能性があります。以下の対処を行ってください。

  • Interstage管理コンソールを使用して環境設定を行う場合

    1. 以下の画面で、イベントチャネルのノーティフィケーションサービス機能の状態を確認します。

      • スタンドアロンサーバの場合
        [システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報] [詳細設定]

      • 管理サーバの統合管理の場合
        [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サーバ名] > [システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]

      • 管理サーバの一括操作の場合
        [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名/サーバ名] > [イベントチャネル] > [グループ名::イベントチャネル名] > [設定情報][詳細設定]

    2. ノーティフィケーションサービス機能が“使用しない”と設定している場合は、いったんイベントチャネルを削除し、以下の画面で“イベントチャネル種別”に“JMS”を指定してイベントチャネルを再作成します。

      • スタンドアロンサーバの場合
        [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [新規作成]

      • 管理サーバの一括操作の場合
        [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [イベントサービス] > [サーバグループ名/サーバ名] > [イベントチャネル] > [新規作成]

  • イベントサービス運用コマンドを使用して環境設定を行う場合

    1. essetcnfchnlコマンドを以下のように実行し、“Notification channel mode”が“yes”と設定されているかを確認します。
      essetcnfchnl -d -g グループ名

    2. “Notification channel mode”が“no”である場合、esrmchnlコマンドでいったんイベントチャネルを削除し、esmkchnlコマンドで-notifyオプションを指定してイベントチャネルを再作成します。

上記以外の場合は、詳細な例外情報%s2を確認し、原因を取り除いてください。
以下を確認してください。

  • CORBAサービスが正常に動作しているかを確認してください。

  • 環境変数PATH、CLASSPATH、またはLD_LIBRARY_PATHに誤りがないかを確認してください。環境変数に誤りがある場合、環境変数を正しく設定し、再度処理を実行してください。

  • CORBAの環境を見直し、再度処理を実行してください。

  • Destination定義にホスト名またはIPアドレスを指定した場合は、ホスト名からIPアドレスが解決できないか、またはIPアドレスからホスト名が解決できない可能性があります。DNSで運用している場合は、DNSの設定を確認してください。DNS運用していない場合は、hostsファイルが正しく記載されているかを確認してください。hostsファイルの記載方法については、“使用上の注意”の“注意事項”-“Interstage共通の注意事項”-“hostsファイルの記載について”を参照してください。

  • 以下に設定されているホスト名およびポート番号を確認してください。設定内容に誤りがある場合は、正しい値を設定し、再度処理を実行してください。

    • CORBAサービスクライアントのホスト情報の定義ファイル(C:\Interstage\ODWIN\etc\inithost)

    • Portable-ORBの動作環境ファイル
      注)porbeditenvコマンドを使用して確認してください。