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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

78.4.2 jms1999

JMS:ERROR:jms1999: System error occurred. CODE '%s1', DETAIL '%s2'
JMS:エラー
:jms1999: システムエラーが発生しました。 CODE '%s1', DETAIL '%s2'

可変情報

%s1:システムエラー情報
%s2:システムエラー情報

意味

システムエラーが発生しました。
以下の原因が考えられます。

  • Java VMでシステムエラーが発生しています。

  • JNIに問題があります。

  • メモリ不足が発生しています。

  • システムエラー情報%s1が“DefToolCom.openDefinitionFile:”である場合は、JMS運用コマンド実行中に以下の操作を行った可能性があります。

    • JMS運用コマンドを緊急停止する。

    • JMS運用コマンドのプロセスを強制終了する。

    • JMS運用コマンドを実行しているターミナルを終了する。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • 環境変数の設定に誤りがある場合は、環境変数の設定を見直してください。

  • 製品が正しくインストールされていない場合は、製品を正しくインストールしてください。

  • 誤ったJDK/JREのバージョンを使用している場合は、正しいバージョンを使用してください。

  • Java VMのメモリのサイズ問題がないかを確認してください。Java VMのメモリのサイズ問題がある場合は、必要に応じてサイズを変更してください。

  • 他のアプリケーションの実行に十分なメモリがあることを確認してください。必要に応じて、同一マシン上で実行する他のアプリケーションが必要とするメモリの量を再度見積もってください。

  • システムエラー情報%s1が“DefToolCom.openDefinitionFile:”である場合、Interstage JMS資源が不正な状態となっていないかを確認してください。Interstage JMS資源が不正な状態となっている場合は、以下の手順でInterstage JMS資源を復旧してください。

    1. JMSアプリケーション(IJServerを含む)を停止します。

    2. Interstage管理コンソールを停止します。

    3. 以下のファイルを任意のディレクトリに退避します。

      • JNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser)

      • JNDI定義ファイルのバックアップファイル(fjmsjndi.ser.bak)(存在する場合のみ)

    4. 退避元の以下のファイルを削除します。

      • JNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser)

      • JNDI定義ファイルのバックアップファイル(fjmsjndi.ser.bak)(存在する場合のみ)

    5. デフォルトのJNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser.default)をJNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser)にコピーして、新規に作成します。
      fjmsjndi.serファイルのアクセス権限には、fjmsjndi.ser.defaultファイルと同じアクセス権限を設定してください。

    6. Interstage管理コンソールを起動します。

    7. Interstage管理コンソール、J2EE運用コマンド(isj2eeadmin)、またはJMS運用コマンドを使用してJMSリソース定義を再登録します。

    8. JMSアプリケーション(IJServerを含む)を起動します。

    9. 3.で退避したファイルを削除します。Interstage JMS資源の復旧処理の完了後、不要となります。

上記に該当しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。