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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

75.15.33 is30369

Command name: ERROR: is30369:INTERSTAGE initializing failure  SERVICE=%s
コマンド名: エラー: is30369:INTERSTAGEの初期化に失敗しました SERVICE=%s

可変情報

%s:サービス名

意味

Interstageの初期化に失敗しました。

システムの処理

処理を中止します。

ユーザの対処

Interstage統合コマンドを実行した際に本メッセージが出力された場合は、以下の情報をもとに対処方法を確認します。

  • コマンドの出力メッセージ

  • イベントログに出力されているメッセージ

  • コマンドの出力メッセージ

  • システムログに出力されているメッセージ

また、Interstage管理コンソールによるシステムの環境設定時に本メッセージが出力された場合は、以下の情報をもとに対処方法を確認します。

  • Interstage管理コンソールの出力メッセージ

  • イベントログに出力されているメッセージ

  • ログファイル([Interstageインストールフォルダ]\td\log\isinit_resultlog.txt)

  • Interstage管理コンソールの出力メッセージ

  • システムログに出力されているメッセージ

  • ログファイル(/var/opt/FSUNtd/log/isinit_resultlog.txt)

  • Interstage管理コンソールの出力メッセージ

  • システムログに出力されているメッセージ

  • ログファイル(/var/opt/FJSVtd/log/isinit_resultlog.txt)

ログファイルには、複数回の操作情報がロギングされます。
1回の操作に対するログ情報は、“------ logging start ------”の文字列の行で始まります。本文字列の後ろに操作の実行日時が出力されますので、この情報から、操作に対応するログ情報を特定してください。

上記の情報より、初期化に失敗したサービスに対して、以下のいずれかの対処を行ってください。

1)初期化に失敗したサービスがCORBAサービスの場合
サービス%sに“ObjectDirector”と表示された場合は、CORBAサービスの初期化に失敗しています。
Interstage統合コマンドの実行時に本メッセージが出力された場合は、コマンドの出力メッセージを参照します。また、Interstage管理コンソールによるシステムの環境設定を更新した際に出力された場合は、ログファイルを参照します。
本メッセージの出力前に、下表にしめすメッセージが出力されている場合は、そのメッセージに対する対処を実施してください。対処後に現象が再現する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
下表にしめすメッセージが出力されていない場合は、2)に従って対処してください。

メッセージ

原因

対処方法

Error : database already create

データベースがすでに作成されています。

Interstage動作環境定義のIR path for DB fileステートメントに指定したディレクトリ名を変更するか、資源のバックアップ後ディレクトリを削除してください。

Error:disk no area for Inter
Database

データベース作成用のディスク領域が不足しています。

Interstage動作環境定義のIR path for DB fileステートメントに指定したディレクトリ名を変更するか、ディスクに十分な領域を確保してください。

Error: admin_synch

ディスク領域が不足しています。

CORBAサービスをインストールしたディレクトリに十分な領域を確保してください。

Error:FJ_ImplementationRep_synch

ディスク領域が不足しています。

CORBAサービスをインストールしたディレクトリに十分な領域を確保してください。

Sufficient memory is not
available

メモリ不足が発生しました。

コマンド実行中にメモリ不足が発生しました。コマンドを再起動してください。

Can not execute
command. : %1

コマンドの起動に失敗しました。 : %1

%1コマンドが失敗した理由を取り除いた後、再起動してください。

ObjectDirector start
failed

CORBAサービスの起動に失敗しました。

CORBAサービスの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。

ObjectDirector stop
failed

CORBAサービスの終了に失敗しました。

CORBAサービスの停止に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。

NamingService start
failed

ネ-ミングサービスの起動に失敗しました。

ネーミングサービスの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。

LoadBalancingOption start failed

ロ-ドバランスオプションの起動に失敗しました。

ロードバランスオプションの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。

InterfaceRepository
invocation failed

インタフェースリポジトリサービスの起動に失敗しました。

インタフェースリポジトリの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。

Inter Database already create

データベース格納ディレクトリにすでにデータベース関連ファイルが存在します。


また、前回のInterstageアンインストール時に、アンインストール後の作業が正しく行われていない可能性があります。


すでに存在するデータベースを手動で削除するか、データベース格納先を変更してください。


すでに存在するデータベースを手動で削除するか、Interstage動作環境定義のIR path for DB fileステートメントに指定したディレクトリ名を変更してください。
また、前回のInterstageアンインストール時に、アンインストール後の作業が正しく行われていない場合は、正しい手順で、Interstageを再インストールしてください。手順については、“インストールガイド”を参照してください。

Invalid settings in the
environment setting
file. : Invalid user-name
is specified

環境設定ファイルの内容に誤りがあります。 : 間違ったユーザ名が設定されました。

存在するユーザ名を設定してください。

Invalid settings in the
environment setting
file. : Invalid group-name
is specified

環境設定ファイルの内容に誤りがあります。 : 間違ったグループ名が設定されました。

存在するグループ名を設定してください。


parameter not exist. %s

Interstageシステム内部で矛盾を検出しました。

本操作時に出力されたメッセージを控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


cannot open config file

CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)がオープンできませんでした。

CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)がオープンできない原因を取り除いてください。


cannot open new config file

ディスク資源不足が発生しました。

Interstageインストールフォルダのディスクの空き容量を増やして、再度コマンドを実行してください。


Fail to rename (%s1 to %s2 file)

Interstageシステム内部で矛盾を検出しました。

本操作時に出力されたメッセージを控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


Daemon start fails

CORBAサービスの起動に失敗しました。

再度、isinitコマンドを実行してください。


2)その他の場合

直前に出力されている各サービスのメッセージ、あるいはシステムログ、ログファイルに出力されている各サービスのメッセージの対処を行った後、再度コマンドを実行してください。



直前に出力されている各サービスのメッセージ、あるいはイベントログ、ログファイルに出力されている各サービスのメッセージの対処を行った後、再度コマンドを実行してください。