可変情報
%d1:理由コード
%s :エラー情報1
%d2:エラー情報2
意味
理由コードに示す原因により、SMMサービスの起動に失敗しました。
理由コード | 原因 | 対処方法 |
---|---|---|
1000 | プロセスで使用するファイル記述子数が最大値に達しました。 | iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
1001 | メモリ不足が発生しました。 | しばらくしてから再度処理を実行してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。 |
1002 | プロセスの生成上限数を超えています。 | システムチューニングパラメタを見直してください。 |
1003 | ファイルまたはフォルダにアクセス権がありません。 | TD_HOME(注)\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaのアクセス権を確認し、変更するか、あるいはアクセス権を持つユーザにより処理を行ってください。 |
1004 | ファイルまたはフォルダが変更されている可能性があります。 | TD_HOME\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaが変更されていないか確認してください。 |
1005 | CORBAサービスから異常が通知されました。 | CORBAサービス、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリが起動されているか確認してください。それでも問題を取り除けない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
1006 | 他のコマンドが実行中のため処理できません。 | しばらくしてから再度コマンドを実行してください。 |
1007 | I/Oエラーが発生しました。 | TD_HOME\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaが存在することを確認してください。また、アクセス権が変更されていないか確認してください。 |
1008 | ネーミングサービスまたはロードバランス機能が起動されていません。 | ネーミングサービスまたはロードバランス機能を起動してください。 |
1101 | CORBAサービスがインストールされていません。 | CORBAサービスをインストールして、再度コマンドを実行してください。 |
2001 | SMMまたはSMMAは起動されています。 | SMMまたはSMMAは起動済みなので、対処は不要です。 |
2002 | CORBAサービスが未起動です。 | CORBAサービスを起動してください。必要ならば、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリを起動してください。 |
9000 | SMMまたはSMMAをサービスから開始する資源の獲得に失敗しました。 | エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
9001 | SMMまたはSMMAのサービスからの開始操作に誤りがあります。 | エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
9002 | 何らかの原因でコマンドの実行に失敗しました。 | エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
(注) TD_HOME:Interstageのインストールフォルダ\td
ユーザの対処
理由コードに対応した処理を行い、SMMサービスを再起動してください。上記以外の理由コードの場合、同時に出力されている他のメッセージがあれば、その対処を行ってください。他に出力されているメッセージがない場合、または原因が取り除けない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。