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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

74.29.34 irep70537

IREP: ERROR: irep70537: Failed to access the database.  Check the database environment. [%s1]
IREP: エラー: irep70537: データベースへのアクセスに失敗しました。データベース環境を見直してください。 [%s1]

可変情報

%s1:リポジトリ名

意味

データベースへの接続で異常が発生したため、データベースへのアクセスに失敗しました。Interstage ディレクトリサービスの運用に必要な接続数に対して、RDBの最大コネクション数が不足しています。

または、データベースへの接続で異常が発生したため、リポジトリの作成に失敗しました。接続先のデータベースはデータが登録されていない空の状態である必要があります。

  

ユーザの対処

データベースへの最大コネクション数が制限されていないか、RDBの設定を確認してください。

  • データベースにSymfoware Server Lite Edition以外のSymfoware Serverを使用している場合

    Symfoware/RDB運用パラメタ「MAX_CONNECT_SYS」、および「MAX_CONNECT_TCP」に、Interstage ディレクトリサービスの運用に必要なコネクション数が設定されているかを確認してください。

    SYSTEM PARAMETERで利用者制限をする設定(「USER_CONTROL= YES」)をしている場合、Symfoware/RDBユーザパラメタ「MAX_CONNECTION」に、Interstage ディレクトリサービスの運用に必要な設定がされているか確認してください。

    Interstage ディレクトリサービスの運用に必要なユーザパラメタの設定については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“データベースの構築”-“Symfoware/RDBを使用する場合”-“Symfoware/RDBセットアップ”-“リポジトリ用データベース接続ユーザの登録”を参照してください。
      

  • データベースにSymfoware Server Lite Editionを使用している場合

    Symfoware Server Lite Editionの使用想定規模の範囲内でデータベースを使用しているかを確認してください。Symfoware Server Lite Editionの使用想定規模の範囲を超えてデータベースを使用している場合は、上位Ediitonへの移行をご検討ください。Symfoware Server Lite Editionの使用想定規模の範囲については、“使用上の注意”-“注意事項”-“Interstage ディレクトリサービスの注意事項”-“リポジトリのデータベースにRDBを利用する場合の注意事項”-“使用想定規模に関する注意事項”を参照してください。
      

  • データベースにOracle Databaseを使用している場合

    データベース初期化パラメタの、「PROCESSES」(、「SESSIONS」、および「TRANSACTIONS」)パラメタに、Interstage ディレクトリサービスの運用に必要なコネクション数が設定されているかを確認してください。

Interstage ディレクトリサービスの運用に必要なRDBの設定については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“データベースの構築”を参照してください。また、最大コネクション数の設定については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“リポジトリからRDBへの最大コネクション数の設定”を参照してください。

  

また、リポジトリの作成で本メッセージが出力された場合、新規に作成したデータベースを指定して、リポジトリを作成してください。Symfoware Server、またはOracle Databaseのマニュアルを参照し、指定したデータベースにデータが登録されていないか確認してください。