可変情報
%s1:詳細情報
%s2:リポジトリ名
意味
レプリケーション先への接続確認に失敗しました。
システムの処理
処理を中止します。
ユーザの対処
詳細情報に表示されるコードについて、“98.1 LDAPエラーコード”に従って対処し、再度処理を実施してください。
詳細情報が49の場合:
マスタサーバ側とスレーブサーバ側の公開ディレクトリの指定が一致していない可能性があります。公開ディレクトリの指定が一致していない場合は、スレーブサーバ側のリポジトリを再構築してください。
詳細情報が53の場合:
以下の可能性がありますので、リポジトリ、またはネットワークの設定を見直し、再設定してください。
スレーブサーバ側のサーバがスレーブ運用するように設定されていない。
スレーブサーバ側のスレーブ運用定義に指定したマスタサーバのホスト名が、マスタサーバを作成したサーバのホスト名と一致していない。
マスタサーバ側のリポジトリ名とスレーブサーバ側のリポジトリ名が一致していない。
レプリケーション先ホスト情報の接続用DNの指定が、スレーブサーバ側の管理者用DNと一致していない。接続用DNには、公開ディレクトリが自動で付加されるため、公開ディレクトリの指定は不要である。
レプリケーション先ホスト情報の接続用パスワードの指定が、スレーブサーバ側の管理者用DNのパスワードと一致していない。
ネットワークの環境に誤りがある。
例)
スレーブサーバのhostsファイル内の記述
スレーブサーバから使用するDNSサーバ/DHCPサーバの指定
スレーブサーバから使用するDNSサーバ/DHCPサーバ自体の設定
詳細情報が81の場合:
レプリケーション先ホスト情報のポート番号、またはSSLの使用の指定に誤りがある場合
レプリケーション先ホスト情報を再設定してください。
SSL定義のプロトコルバージョン、暗号化方式について、マスタサーバとスレーブサーバとで一致する項目が1つもない場合
SSL定義の設定を見直し、再設定してください。
スレーブサーバのリポジトリが起動されていない場合
スレーブサーバのリポジトリを起動してください。
ネットワークの環境に誤りがある場合
ネットワークの環境を見直し、再設定してください。
例)
マスタサーバのhostsファイル内の記述
マスタサーバから使用するDNSサーバ/DHCPサーバの指定
マスタサーバから使用するDNSサーバ/DHCPサーバ自体の設定
接続先サーバのシステムログを確認し、メッセージが記録されている場合は、記録されているメッセージの対処に従ってください。
サイト証明書としてテスト用サイト証明書だけが登録されている可能性があります。適切なサイト証明書が登録されていることを確認してください。サイト証明書としてテスト用サイト証明書だけが登録されている場合、以下を参照して、正規に認証局からサイト証明書を取得して、Interstage証明書環境に登録してください。
“ディレクトリサービス運用ガイド”の“SSL通信環境の構築”
スレーブサーバ側でテスト用サイト証明書を設定したSSL定義を指定している場合、スレーブサーバ側で、そのSSL定義の使用をやめ、正規に認証局から取得したサイト証明書を設定したSSL定義を指定してください。
マスタサーバ側のレプリケーション先ホスト情報に、テスト用サイト証明書を指定したSSL定義を設定している場合、マスタサーバ側で、そのSSL定義の使用をやめ、正規に認証局から取得したサイト証明書を設定したSSL定義を指定してください。
irepconfigコマンドを使用した場合、各項目の詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“irepconfig”-“リポジトリ環境定義ファイル”を参照してください。
詳細情報に表示されるLDAPエラーコードについては、“98.1 LDAPエラーコード”に従って対処し、再度処理を実施してください。
上記の対処を実施してもメッセージが表示される場合、または詳細情報が上記以外の場合は、詳細情報に表示されるLDAPエラーコードに従ってレプリケーション先ホスト情報を再設定した後、再度処理を実施してください。
また、直前にメッセージが表示されている場合は、直前に表示されているメッセージに従って対処してください。