意味
リポジトリデータ格納用テーブルの作成に失敗しました。
ユーザの対処
使用するデータベースのマニュアルを参照し、テーブル作成コマンドのログファイルに出力されたエラーメッセージの対処を実施してください。
ログファイルはコマンドの実行ディレクトリのlogディレクトリ配下にある、“ds_gen.log”ファイルに出力されます。
Symfoware Server Lite Edition以外のSymfoware/RDBの場合
irepgendbコマンドまたはirepcrttblコマンドを使用しているかを確認してください。
irepconfig mktblサブコマンドは、使用できません。
また、ログファイル中に、以下のSymfoware Serverのメッセージがある場合は、以下の手順でスキーマを削除して、テーブルを再作成してください。
JYP5071E アーカイブログファイルの不足が発生しました.
スキーマ配下の資源をすべて削除します。
コマンドまたは、WebDBtoolsを使用して以下のSQLを実行します。スキーマ名には、データベース作成時に指定したスキーマ名を指定してください。
DROP SCHEMA スキーマ名 CASCADE
irepgendbコマンドを使用してテーブルを再作成します。
スキーマの削除の詳細については、Symfoware Serverのマニュアル“Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。
Symfoware Server Lite Editionの場合
irepconfig mktblサブコマンドを使用しているかを確認してください。
irepgendbコマンドおよびirepcrttblコマンドは、使用できません。
また、以下の手順でテーブルを再作成してください。
テーブル作成コマンドのログファイルを参照してデータベースのエラーを取り除いてください。
なお、ログファイル中に、以下のSymfoware Serverのメッセージがある場合は、Symfoware Serverクライアント機能が、Symfoware Server Lite Editionのサーバ機能と同一バージョンであることを確認してください。
rdb: ERROR: qdg12000u:不要なオプションが指定されています rdb: ERROR: qdg02201u:rdbexecsqlが異常終了しました 復帰コード 01
コマンドまたはWebDBtoolsを使用して以下のSQLを実行します。スキーマ名には、データベース作成時に指定したスキーマ名を指定してください。
DROP SCHEMA スキーマ名 CASCADE
irepconfig mktblコマンドを使用してテーブルを再作成します。
ログファイルについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“irepconfig”-“mktblサブコマンド”を参照してください。データベースのエラーおよびスキーマの削除の詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
Oracleデータベースの場合
irepgendbコマンドを使用しているかを確認してください。
irepconfig mktblサブコマンドおよびirepcrttblコマンドは、使用できません。
また、ログファイル中に、以下のOracleデータベースのメッセージがある場合は、リポジトリのデータを格納するための表領域(TABLESPACEの領域)が不足しています。以下の手順でスキーマを削除して、テーブルを再作成してください。
ORA-01659: unable to allocate MINEXTENTS beyond %s1 in tablespace %s1 ORA-01659: %s1を超えるMINEXTENTSを表領域%s1に割当てできません。
Oracle Enterprise Manager を使用して、cascadeオプション付きでスキーマを削除してください。または、SQL*Plusで以下のSQLを実行して、スキーマを削除してください。
DROP USER スキーマ名 CASCADE;