可変情報
%s1: エラーファイルパス
%s2: リポジトリ名
意味
データベースでエラーが発生しました。
または、リポジトリが存在する状態で、FJSVirepパッケージが再インストールされた可能性があります。
ユーザの対処
エラーファイル%s1を参照して対処してください。ファイルの内容例を以下に示します。
-fd1 : ディレクトリパスのサーバが不明です。
ネットワーク環境の設定に誤りがある可能性があります。
ネットワーク管理者などに連絡のうえ、以下の対処を実施してください。
hostsファイルに自サーバが設定されていることを確認してください。
ネットワークの環境(例:使用するDNSサーバ/DHCPサーバの指定、使用するDNSサーバ/DHCPサーバ自体の設定)を確認してください。ネットワーク環境に誤りがある場合は、ネットワークの環境を見直して、再度実行してください。
ネットワーク環境の設定を変更した場合は、システムを再起動してください。
-sr : Cannot connect to broker.
Usage: omsnew <datastore>
Interstage data storeが起動されていない可能性があります。Interstage data storeを起動して、再度実行してください。
-sr : ENABLER サービスブローカが開始されていません。
Usage: omsnew <datastore>
Interstage data storeが起動されていない可能性があります。Interstage data storeを起動して、再度実行してください。
リポジトリが存在する状態で、FJSVirepパッケージが再インストールされた可能性がある場合は、以下の手順に従って該当ディレクトリを削除し、再度コマンドを実行してください。
ireplistコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用して、リストア対象のリポジトリが存在しないことを確認します。
リストア対象のリポジトリが存在する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
リストア対象のリポジトリが存在しない場合は、以下のディレクトリ配下に、リストア対象のリポジトリと同名のディレクトリが存在することを確認します。
C:\Interstage\Enabler\EnablerDStores\リポジトリ名
/var/opt/FJSVena/EnablerDStores/リポジトリ名
/var/opt/FJSVena/DStores/リポジトリ名
注)上記ディレクトリパスは、Interstageを初期値のパスでインストールした場合のディレクトリのパスです。標準インストール時に“temporary installation files.”のインストール先を変更した場合は、/var/opt を変更したインストール先に読み替えてください。Interstage data storeを単独でインストールし、インストール時に“Datastores directory”のインストール先を変更した場合は、/var/opt/FJSVena/EnablerDStores(または /var/opt/FJSVena/DStores、またはC:\Interstage\Enabler\EnablerDStores) を変更したインストール先に読み替えてください。
同名のディレクトリが存在しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
同名のディレクトリが存在する場合は、同名のディレクトリ内に格納されているomsconfigファイル内に以下の行が存在することを確認します。
“OWNER irepldap ;”
omsconfigファイル内に上記の行が存在しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
omsconfigファイル内に上記の行が存在する場合は、2.で確認したリポジトリと同名のディレクトリを削除します。
上記対処でエラーが改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。