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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

74.2.7 irep10130

IREP: ERROR: irep10130: Specified port number %s1 is used by another service. func=%s2, errno=%s3(%s4) [%s5]
IREP: エラー: irep10130: 指定されたポート番号(%s1)は他で使用されています func=%s2, errno=%s3(%s4) [%s5]

可変情報

%s1:ポート番号
%s2:関数名
%s3:errno
%s4:errno文字列
%s5:リポジトリ名

意味

リポジトリで利用するポート番号が、他のプログラムですでに使用されているため、リポジトリを起動できませんでした。

ユーザの対処

ポート番号%s1を利用している他のプログラムを調査し、運用方針を再検討してください。
リポジトリで利用するポート番号を変更する場合は、以下の手順に従ってリポジトリを再作成してください。

  • リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用している場合

    1. 現在の資源をバックアップします。
      (irepbacksysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)

    2. 対象リポジトリを削除します。

    3. 対象リポジトリの代替となるリポジトリを作成します。
      (このとき利用するポート番号を変更してください。)

    4. 1で作成したバックアップにより、3で作成したリポジトリに資源をリストアします。
      (ireprestsysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)

  • リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB)を使用している場合

    1. 対象リポジトリを削除します。

    2. 対象リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使ってリストアしてください。


バックアップの手順、およびリストアの手順については、“運用ガイド(基本編)”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
なお、レプリケーション形態で運用しているリポジトリのポート番号を変更する場合は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“レプリケーション形態での運用監視とリポジトリの修復”-“マスタサーバサーバのリポジトリの修復”、または“スレーブサーバのリポジトリの修復”を参照し、マスタサーバサーバ、およびスレーブサーバのリポジトリを再作成してください。