可変情報
%s1:ファイル名
%s2:行番号
%s3:errno
%s4:リポジトリ名
意味
Interstage ディレクトリサービスの動作に必要な環境定義ファイルが壊れている、または存在しません。
Interstage ディレクトリサービスの環境ファイルが誤って変更されたり、削除されたりした可能性があります。
システムの処理
実行を試みた処理を中止します。
ユーザの対処
Interstage ディレクトリサービスの環境ファイルが誤って変更、または削除された可能性があります。
対象リポジトリについて、以下の手順に従ってリポジトリを再構築してください。
リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用している場合
現在の資源のバックアップを作成します。
(irepbacksysコマンドを、-dataonlyオプションを指定して利用してください。)
対象リポジトリを削除します。
対象リポジトリの代替となるリポジトリを作成します。
手順1で作成したバックアップにより、手順3で作成したリポジトリに資源をリストアします。
(ireprestsysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)
手順1の“現在の資源のバックアップを作成します。”で、バックアップの作成に失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
手順2の“対象リポジトリを削除します。”で、削除に失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB)を使用している場合
対象リポジトリを削除します。
対象リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使ってリストアしてください。
上記手順を実行してもエラーが改善されない場合は、作成済のリポジトリをバックアップし、Interstage ディレクトリサービスを再インストールしてください。再インストール後、バックアップしたリポジトリをリストアし、環境を修復してください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。再インストールについては、“インストールガイド”を参照してください。