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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

74.1.22 irep10024

IREP: ERROR: irep10024: Interstage Directory Service environment definition has been changed by mistake. detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]
IREP: エラー: irep10024: Interstage ディレクトリサービスの環境定義が誤って変更されています。 detail=%s1:%s2:%s3 [%s4]

可変情報

%s1:ファイル名
%s2:行番号
%s3:errno
%s4:リポジトリ名

意味

Interstage ディレクトリサービスの動作に必要な環境定義ファイルが壊れている、または存在しません。
Interstage ディレクトリサービスの環境ファイルが誤って変更されたり、削除されたりした可能性があります。

システムの処理

実行を試みた処理を中止します。

ユーザの対処

Interstage ディレクトリサービスの環境ファイルが誤って変更、または削除された可能性があります。
対象リポジトリについて、以下の手順に従ってリポジトリを再構築してください。

  • リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用している場合

    1. 現在の資源のバックアップを作成します。
      (irepbacksysコマンドを、-dataonlyオプションを指定して利用してください。)

    2. 対象リポジトリを削除します。

    3. 対象リポジトリの代替となるリポジトリを作成します。

    4. 手順1で作成したバックアップにより、手順3で作成したリポジトリに資源をリストアします。
      (ireprestsysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)

    手順1の“現在の資源のバックアップを作成します。”で、バックアップの作成に失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
    手順2の“対象リポジトリを削除します。”で、削除に失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

  • リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB)を使用している場合

    1. 対象リポジトリを削除します。

    2. 対象リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使ってリストアしてください。


上記手順を実行してもエラーが改善されない場合は、作成済のリポジトリをバックアップし、Interstage ディレクトリサービスを再インストールしてください。再インストール後、バックアップしたリポジトリをリストアし、環境を修復してください。
バックアップ・リストアについては、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。再インストールについては、“インストールガイド”を参照してください。