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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

72.6.30 IJServer21035

IJServer: ERROR: IJServer21035: Error in accessing CORBA Service
IJServer: エラー: IJServer21035: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました

意味

CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました。

以下の原因が考えられます。

  • CORBAサービスが正常に動作していない

  • 同一IJServerの起動数がプロセス多重度の最大値である255を超えた

  • システムのメモリ量が不足している

  • Java環境設定ファイルに記述された内容に誤りがあるため、CORBAサービスとの接続に失敗しました。

システムの処理

IJServerを停止、またはEJBアプリケーションのメソッド実行を中止します。

ユーザの対処

以下の対処を行ってください。

  • CORBAサービスの運用状態を確認してください。

  • 同一IJServerの起動数を255以内に制限し、運用してください。

  • 実メモリやスワップを増やしてください。

  • Java VMの初期ヒープメモリ量が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。

  • 以下のファイルに指定されているmax_IIOP_resp_requestsの値が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。

    • Interstageインストールディレクトリ\ODWin\etc\config
      見積もり値については、“チューニングガイド”の“CORBAサービスの動作環境ファイル”を参照してください。

  • “チューニングガイド”を参考にして、Interstageを運用するために必要なメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているかを確認してください。

  • Java環境設定ファイル(C:\Interstage\J2EE\etc\java_config.txt)を正しい記述に修正して、運用してください。詳細は、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“動作環境のカスタマイズと確認”を参照してください。

  • CORBAサービスの運用状態を確認してください。

  • 同一IJServerの起動数を255以内に制限し、運用してください。

  • 実メモリやスワップを増やしてください。

  • EJBアプリケーションを転送した際に誤りがある可能性があります。再度、以下の点に注意し、EJBアプリケーションの転送を行ってください。

    • 転送モードは、バイナリモードで行ってください。

    • ファイル名の大文字、小文字が変換されないように行ってください。

  • Java環境設定ファイル(/opt/FJSVj2ee/etc/java_config.txt)を正しい記述に修正して、運用してください。詳細は、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“動作環境のカスタマイズと確認”を参照してください。

  • Java VMの初期ヒープメモリ量が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。

  • 以下のファイルに指定されているmax_IIOP_resp_requestsの値が、必要以上に大きく設定されていないかを確認してください。


    • /opt/FSUNod/etc/config


    • /opt/FJSVod/etc/config
      見積もり値については、“チューニングガイド”の“CORBAサービスの動作環境ファイル”を参照してください。

  • “チューニングガイド”を参考にして、Interstageを運用するために必要なメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているかを確認してください。