ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

72.6.11 IJServer21015

IJServer: ERROR: IJServer21015: EJB application class not found: NAME=%s1 CLASS=%s2
IJServer: エラー: IJServer21015: EJBアプリケーションクラスが見つかりません: NAME=%s1 CLASS=%s2

可変情報

%s1:EJBアプリケーション名
%s2:クラス名

意味

EJBアプリケーションクラスが存在しないか、不正なEJBアプリケーションクラスなため、EJBアプリケーションファイルのローディングに失敗しました。

システムの処理

  • IJServer起動処理中に当メッセージが出力された場合、IJServerの起動処理を中止します。

  • J2EEのHotDeploy機能を利用して活性化処理中に当メッセージが出力された場合、活性化処理を中断し、該当する配備モジュールを非活性化状態に変更します。

  • クラスのオートリロード処理中に当メッセージが出力された場合、クラスのリロード処理を中断し、該当する配備モジュールを非活性化状態に変更します。

ユーザの対処

J2EE共通ディレクトリ配下の配備先に必要なEJBアプリケーションクラスファイルが存在しているか確認してください。
正しいクラスファイルが存在する場合は、以下の項目を確認した後、EJBアプリケーションを配備解除後、再度配備してからIJServerの起動を行ってください。

  • deployment descriptorファイルで定義したPrimaryKeyクラス名と、PrimaryKeyクラスのクラス名(パッケージ名も含む)が異なっていないか

  • deployment descriptorファイルで定義したEnterprise Beanクラス名と、Enterprise Beanクラスのクラス名(パッケージ名も含む)が異なっていないか

  • deployment descriptorファイルで定義したHomeインタフェース名と、Homeインタフェースクラスのクラス名(パッケージ名も含む)が異なっていないか

  • deployment descriptorファイルで定義したRemoteインタフェース名と、Remoteインタフェースクラスのクラス名(パッケージ名も含む)が異なっていないか

再度配備に失敗した場合は、EJBアプリケーションの誤りの可能性があります。EJBアプリケーションを見直してください。

また、IJServerの「クラスローダの分離」の設定によっては、モジュール間で参照ができない場合があります。“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“J2EEアプリケーションの設計”の“クラスローダの分離”を参照し、アプリケーションの構成あるいはクラスローダの分離に誤りがないか確認してください。