意味
以下の原因が考えられます。
スタンドアロンサーバの場合は、Webサーバ“FJapache”にInterstageシングル・サインオンのリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバの環境が構築されています。
管理対象サーバの場合は、バックアップ・移出した運用環境に、Webサーバ“FJapache”以外の資源が含まれています。
リストア・移入先のInterstage HTTP Serverのインストールディレクトリがバックアップ・移出元のディレクトリ構成と異なっている可能性があります。なお、ディレクトリ構成が同じである場合でも、インストールディレクトリの短いパス(ショートパス)が異なっている可能性があります。
システムの処理
コマンドの処理を中止します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
スタンドアロンサーバの場合は、Webサーバ“FJapache”のInterstageシングル・サインオンのリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバの環境を削除したあとに、再度リストア・移入してください。
管理対象サーバの場合は、Webサーバ“FJapache”が1つだけ存在する状態で、バックアップ・移出した運用環境をリストア・移入してください。
リストア・移入先のInterstage HTTP Serverのインストールディレクトリがバックアップ・移出元のディレクトリ構成と異なっていないかを以下の手順で確認したあと、再度リストア・移入してください。
バックアップ・移出元とリストア・移入先の環境定義ファイル(httpd.conf)に設定したServerRootディレクティブの値(サーバのルートディレクトリパス)が同じであるかを確認します。
1.で値が異なっている場合は、リストア・移入先のInterstage HTTP Serverのインストールディレクトリがバックアップ・移出元のディレクトリ構成と一致するように、再インストールします。ここで、インストールディレクトリの短いパス(ショートパス)も一致するように再インストールしてください。