可変情報
%s1:環境定義ファイルの行番号
%s2:環境定義ファイルのパス
%s3:構文エラー内容
%s4:Webサーバ名
意味
以下の原因が考えられます。
構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、オンライン照合機能使用時に必要なInterstage ディレクトリサービス SDKがインストールされていません。
Cannot load C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_auth_ldap.so into server: The specified module could not be found.
Cannot load /opt/FJSVihs/modules/mod_auth_ldap.so into server: ld.so.1: /opt/FJSVihs/bin/httpd: 重大なエラー: libirepldap2.so: open に失敗しました: ファイルもディレクトリもありません。
Cannot load /opt/FJSVihs/modules/mod_auth_ldap.so into server: libirepldap2.so: cannot open shared object file: No such file or directory
構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、ターミナルサービスがアプリケーションモードの状態で本製品をインストールしています。
Cannot load C:/Interstage/F3FMjs2su/gateway/jsgw_ap2api.so into server: The specified module could not be found.
または、
Cannot load C:/Interstage/F3FMsso/ssoatcag/lib/F3FMssoatzihs.dll into server: The specified module could not be found.
Solaris 10において、構文エラー%s3に以下の内容が出力されている場合、<VirtualHost>セクションに設定した“_default_”または“255.255.255.255”に対するアドレス情報の取得に失敗しています。
Could not resolve address '255.255.255.255' -- check resolver configuration.
環境定義ファイル%s2の構文に誤り%s3があります。
システムの処理
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
オンライン照合機能使用時に必要なInterstage ディレクトリサービス SDKがインストールされていない場合で、オンライン照合機能を使用しない場合は、環境定義ファイル%s2のオンライン照合機能の設定を確認してください。
オンライン照合機能を使用する場合は、Webサーバ%s4と同じマシン上にInterstage ディレクトリサービス SDKをインストールしてください。
ターミナルサービスがアプリケーションモードの状態で本製品をインストールしている場合は、以下の操作を行ってください。
本製品をいったんアンインストールします。
「CHANGE USER /INSTALL」を実行します。
再度、本製品をインストールします。
「CHANGE USER /EXECUTE」を実行します。
Solaris 10において、<VirtualHost>セクションに設定した“_default_”または“255.255.255.255”に対するアドレス情報の取得に失敗した場合は、/etc/nsswitch.confファイルのhosts行に“dns”を追加してWebサーバを再起動するか、または124235-03以降のパッチを適用してください。
上記以外の場合は、構文エラー%s3を参照し、環境定義ファイル%s2の行番号%s1に設定しているディレクティブを確認してください。ディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。