可変情報
%d:詳細コード
意味
CORBAサービス、または、ネーミングサービスとの接続に失敗したため、IJServerの以下の資源削除処理に失敗しました。
IJServerのインプリメンテーションリポジトリID
IJServerに配備されているEJBアプリケーションのオブジェクトリファレンス
システムの処理
処理を続行します。
本メッセージが出力されてもisinitの初期化処理は続行します。
ユーザの対処
資源削除処理に失敗したため、CORBAサービス、ネーミングサービスの資源が残っている可能性があります。以下の対処を行ってください。
詳細コードが1~2の場合
インプリメンテーションリポジトリIDの削除とオブジェクトリファレンスの削除を行ってください。
詳細コードが3~4の場合
オブジェクトリファレンスの削除を行ってください。
インプリメンテーションリポジトリIDの削除方法
IJServerタイプが以下の場合に削除して下さい。
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用
EJBアプリケーションのみ運用
インプリメンテーションリポジトリIDの削除
以下のコマンドを実行してインプリメンテーションリポジトリIDを削除してください。
OD_impl_inst -d -r IDL:com.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver/[IJServer名]:1.0 |
[IJServer名]には、過去に作成したIJServer名を指定します。
オブジェクトリファレンスの削除方法
オブジェクトリファレンスの表示
“odlistns -l”コマンドを実行してオブジェクトリファレンス情報を表示して、IJServerに配備されたEJBアプリケーション名(オブジェクトリファレンス名)を確認します。
以下にオブジェクトリファレンスの詳細情報の見方を示します。
********************************************************************************* Name(Type) Object information(detail) Default object information(detail) EJBSample(o) RMI:EJBSample.EJBSampleHome:0000000000000000, (a) IDL:com.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver/WU0001:1.0, (b) (testhost:8002:1.1:UNICODE(UCS4)) *********************************************************************************
a) EJBアプリケーション名(オブジェクトリファレンス名)
b) インプリメンテーションリポジトリ名
上記により、インプリメンテーションリポジトリIDが以下であるオブジェクトリファレンスが、IJServerに配備されたEJBアプリケーションを表しています。
IDL:com.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver/{IJServer名}:1.0
ネーミングサービスに登録されたオブジェクトリファレンスの削除
以下のコマンドを実行してオブジェクトリファレンスを削除してください。
OD_or_adm -d -n [EJBアプリケーション名] |
注意
Interstageがtype3(リモートホストのネーミングサービス)を使用している場合はネーミングサービスが存在するサーバ上で実行してください。
isinit後、すぐに実施してください。
IJServerの作成後、そのIJServerへEJBアプリケーションを配備した後に実施すると必要な資源が削除されてしまいます。