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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express メッセージ集
FUJITSU Software

65.3.67 DEP1473

EJBアプリケーションの配備に失敗しました: 詳細コード=%s1

可変情報

%s1:詳細コード

意味

EJBアプリケーションの配備時にエラーが発生し、配備処理が失敗しました。

システムの処理

処理を中断します。

ユーザの対処

詳細コードを参照して、以下の対処を行ってください。

  • 詳細コード:2
    意味:環境設定に誤りがあります。

    原因

    対処


    “IS_J2EEAPF”の環境変数に誤りがあります。

    • Interstageのインストールが正しく行われていない。

    • 環境変数または環境変数の値が、誤って設定されているため、正しく動作できない。


    Interstageを再インストールしてください。


  • 詳細コード:12
    意味:メモリ不足が発生しました。

    原因

    対処

    メモリ不足が発生しました。

    しばらくしてから再度、処理を実行してください。
    本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、EJBサービスを運用するために必要となるメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
    EJBサービスの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積もりを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
    再見積もりの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設または、スワップ領域の拡張を行ってください。


  • 詳細コード:110
    意味: ORBでエラーが発生しました。

    原因

    対処

    CORBAサービスが起動されていないため処理の実行ができません。

    CORBAサービスを起動してから、再度実行してください。CORBAサービスの起動に関する詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“S99startod”または“isstart”を参照してください。

    ネーミングサービスが起動されていないため処理の実行ができません。

    ネーミングサービスを起動してから、再度実行してください。ネーミングサービスの起動に関する詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“CosNaming_s”または“isstart”を参照してください。

    CORBAサービスとの接続に失敗しました。以下のいずれかが原因です。

    • Interstageの初期化が実施されていない

    • CORBAサービスが起動されていない

    • CORBAサービスが動作するための資源が不足している

    • ネーミングサービスが起動されていない

    以下のいずれかの対処を行ってください。

    • Interstageの初期化が実施されているか、CORBAサービスが起動しているか、CORBAサービスが動作するための資源が不足していないかを確認してから、再度実行してください。

    • Interstageの初期化が実施されていない場合は、“運用ガイド(基本編)” -“Interstageの環境設定” -“Interstageの初期化”を参照してInterstageの初期化を実施してください。

    • CORBAサービスが起動されていない場合は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“S99startod”または“isstart”を参照して起動してください。

    • CORBAサービスが動作するための資源が不足している場合は、“チューニングガイド”を参照して資源を確保してください。

    • ネーミングサービスが起動されていない場合は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“CosNaming_s”または“isstart”を参照して起動してください。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDの登録に失敗しました。

    CORBAサービスが出力したイベントログの情報を参照して、対処してください。それでも失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDがすでに登録されています。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリをチェックしてください。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDが登録されていません。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDが登録されていません。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDの削除ができません。

    以下のいずれかの対処を行ってください。

    • EJBアプリケーションが運用中の場合、EJBアプリケーションを停止した後、再度実行してください。

    • EJBアプリケーションが運用中でない場合、CORBAサービスが出力したイベントログの情報を参照して、対処してください。それでも失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

    CORBAサービスに同名のインプリメンテーションリポジトリIDが登録されており、そのインプリメンテーションリポジトリIDに対応するアプリケーションが運用中のため、インプリメンテーションリポジトリIDの登録に失敗しました。

    インプリメンテーションリポジトリIDに対応するアプリケーションを停止してから、再度実行してください。CORBAサービスへの登録内容は、odlistnsコマンドを使用して確認してください。odlistnsコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odlistns”を参照してください。

    ネーミングサービスへのEJBアプリケーション名の登録に失敗しました

    CORBAサービスが出力したイベントログの情報を参照して、対処してください。それでも失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

    ネーミングサービスにEJBアプリケーション名がすでに登録されています。

    ネーミングサービスをチェックしてください。ロードバランスオブジェクトグループとして登録したEJBアプリケーションを再インストールする場合には、OD_or_admコマンドを使用し、ロードバランスオブジェクトグループを削除してから、再度実行してください。

    ネーミングサービスにEJBアプリケーション名が登録されていません。

    ネーミングサービスにEJBアプリケーション名が登録されていません。

    ネーミングサービスからEJBアプリケーション名の削除に失敗しました。

    CORBAサービスが出力したイベントログの情報を参照して、対処してください。それでも失敗する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

    EJBアプリケーション名が使用中のため、ネーミングサービスからEJBアプリケーション名の削除に失敗しました。EJBアプリケーション名が使用中の原因として、以下が考えられます。

    • ネーミングサービスが複数のサーバマシンで共有されている環境において、処理を実行したサーバマシン以外でEJBアプリケーションが運用中の場合

    • EJBアプリケーション名と同名のCORBAアプリケーションが運用中の場合

    EJBアプリケーション名を使用しているアプリケーションを停止後、再度実行してください。


  • 詳細コード:501
    意味:“IS_J2EEAPF”の環境変数に誤りがあります。

    原因

    対処

    以下の可能性があります。

    • Interstageのインストールが正しく行われていない。

    • 環境変数または環境変数の値が、誤って設定されているため、正しく動作できない。

    Interstageを再インストールしてください。


  • 詳細コード:502
    意味:排他処理で異常が起こりました。

    原因

    対処

    EJBアプリケーションが運用中または定義更新中のため、処理を続行できません。

    EJBアプリケーションを停止後またはEJBアプリケーションの定義更新終了後、再度実行してください。

    EJBアプリケーションを配備または配備解除中のため、処理を続行できません。

    EJBアプリケーションの配備または配備解除終了後、再度実行してください。

    EJBアプリケーションが運用中、または定義操作中のため、処理を続行できません。

    IJServer停止後、定義操作終了後に、再度実行してください。

    指定されたEJBアプリケーション名の長さが制限(256)を超えています。

    制限を超えないバイト数(256以下)のEJBアプリケーション名を指定して、再度実行してください。

    指定したEJBアプリケーションはEJBコンテナに配備されています。

    EJBコンテナに配備されているEJBアプリケーションを配備解除後、再度実行してください。


  • 詳細コード:518
    意味:指定されたEJBは配備されていません

    原因

    対処

    指定されたEJBアプリケーションは配備されていません。

    配備されているEJBアプリケーションを指定してください。


  • 詳細コード:999
    意味:システム異常が起こりました。

    原因

    対処

    配備するEJBアプリケーション数が多すぎます。

    配備するEJBアプリケーションの数を減らしてください。もしくは、不要なEJBアプリケーションを配備解除してください。

    サーバ用ファイルの生成先ディレクトリにEJBアプリケーションが見つかりませんでした。削除された可能性があります。

    サーバ用ファイルを生成先したディレクトリを削除し、再度実行してください。

    サーバ用ファイルの生成先に、EJBアプリケーション定義が存在しないEJBアプリケーションが存在します。

    警告が発生したEJBアプリケーションは配備を行いませんが、処理を続行します。

    CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリIDが長すぎます。

    EJBアプリケーションに使用する言語により、ユーザの対処が異なります。

    • Javaの場合、インプリメンテーションリポジトリIDは、パッケージ名を含むHomeインタフェースのクラス名に「IDL:」と「:1.0」を付加して作成されます。したがって、パッケージ名を含むHomeインタフェースのクラス名のバイト数を、(インプリメンテーションリポジトリID名の最大長)-8 バイト以内にしてください。

    • COBOLの場合、インプリメンテーションリポジトリIDは、モジュール名とHomeインタフェース名に「IDL:」と「/」と「:1.0」を付加して作成されます。したがって、モジュール名とHomeインタフェース名のバイト数の和を、(インプリメンテーションリポジトリID名の最大長)-9 バイト以内にしてください。

    EJBアプリケーション名に誤りがあります。

    EJBアプリケーション名に無効な文字が指定されていないか、確認を行ってください。無効な文字が指定されている場合は、EJBアプリケーション名の変更を行ってください。

    サーバファイル展開元ディレクトリ内に、同名のEJBアプリケーションが複数存在します。同名のEJBアプリケーションを複数配備することはできません。

    EJBアプリケーションを展開した作業領域をクリアしてから、再度配備を実行してください。

    入出力障害が発生しました。

    ディスク装置が壊れている可能性があります。壊れているディスク装置を復旧してください。

    カレントディレクトリで入出力障害が発生しました。

    カレントディレクトリが格納されているディスク装置を復旧してください。

    環境異常または、何らかの理由によりシステムエラーが発生しました。

    • 環境変数の設定に誤りがある。

    • メモリが不足している。

    • 運用している状態のEJBアプリケーションに対して、JNDI名を変更し、配備をしようとした。

    以下のいずれか対処を行ってください。

    • 環境変数の設定に誤りがある場合、環境変数の設定を見直してください。

    • メモリが不足している場合、メモリ量の確認を行ってください。

    • 運用している状態のEJBアプリケーションに対して、JNDI名を変更し、配備をしようとした場合、当該EJBアプリケーションを停止してから配備を行ってください。

    • 上記にあてはまらない場合は、当該メッセージの情報などを、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。