メッセージの出力形式は、以下のようになります。
ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容 |
UX:ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容 |
注意
各メッセージの先頭には、UX:が付加されて出力されますが、本マニュアルでは、“UX:”を省略して記載しています。
マルチサーバ管理機能が出力するメッセージ形式
管理サーバのInterstage管理コンソールにログインし、Interstageの操作を行った場合、Interstage管理コンソールには、以下のいずれかの形式のメッセージが出力されます。
[発生日時 発生管理対象サーバ名] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容 |
これらのメッセージは以下の意味を持っています。
[発生日時 発生管理対象サーバ名] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
事象が発生した日時と、発生した管理対象サーバの名前が付加されて出力されます。それ以外は通常のメッセージと同じです。
[発生日時 発生サーバグループ名] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
事象が発生した日時と、発生したサーバグループの名前が付加されて出力されます。それ以外は通常のメッセージと同じです。
[発生日時] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
事象が発生した日時が付加されて出力されます。本メッセージは、管理サーバ上で発生した事象に対するメッセージです。それ以外は通常のメッセージと同じです。
管理サーバのInterstage管理コンソール上に出力される上記メッセージを参照することにより、異常が発生したサーバグループや管理対象サーバを容易に特定することができます。
例
サーバグループsvrgrp002に配置されたIJServer WU001を起動した際に、サーバグループsvrgrp002に所属する管理対象サーバserver01上でのアプリケーションの起動に失敗した場合、Interstage管理コンソール上に、以下のようにメッセージが出力されます。
(3)のメッセージより、IJServerの起動操作において、一部の管理対象サーバ上で、アプリケーションの起動に失敗したことがわかります。
(2)のメッセージより、起動に失敗したサーバが、サーバグループ svrgrp002に所属している管理対象サーバであることがわかります。
(1)のメッセージより、起動に失敗した管理対象サーバが、サーバserver01であることが分かります。異常が発生した管理対象サーバの出力メッセージを参照し、異常原因を特定します。
(1)[2005/01/05 21:43:29 server01] IS: エラー: is20450:ワークユニット(WU001)の処理に失敗しました 理由コード(518) (2)[2005/01/05 21:43:29 svrgrp002] IS: エラー: is21117:IJServer起動処理の一部に失敗しました IJServer=WU001(svrgrp002) (3)[2005/01/05 21:43:29] IS: エラー: is21117:IJServer起動処理の一部に失敗しました IJServer=WU001(svrgrp002) |