ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

C.1.3 マスタサーバのリポジトリのバックアップ

  

  

スレーブサーバのリポジトリを作成するには、マスタサーバのリポジトリデータをバックアップし、スレーブサーバのマシンにリストアする必要があります。

ここでは、マスタサーバのリポジトリデータをバックアップする方法について説明します。

マスタサーバのリポジトリデータのバックアップは、以下の手順で行います。

  1. マスタサーバのリポジトリを停止します。
      

  2. マスタサーバのマシン上でirepbacksysコマンドに-dataonlyオプションを指定して実行し、マスタサーバのリポジトリデータをバックアップします。irepbacksysコマンドは管理者権限で実行してください。
    irepbacksysコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“バックアップコマンド”を参照してください。
      

    バックアップ先ディレクトリ  X:\Backup\irep\rep001_back

    リポジトリ名  rep001

    irepbacksys -d X:\Backup\irep\rep001_back -R rep001 -dataonly
    IREP: 情報: irep11000: バックアップが完了しました。 X:\Backup\irep\rep001_back [rep001]

    バックアップファイル名(拡張子は含まない)  /backup/irep/rep001_back

    リポジトリ名  rep001

      

    バックアップファイル名には、リポジトリデータをバックアップするファイル名を指定します。なお、拡張子を含まない形で指定してください。

    irepbacksysコマンド実行後、/backup/irep/rep001_back.tar.gzが作成されます。

    # irepbacksys -f /backup/irep/rep001_back -R rep001 -dataonly
    UX:IREP: 情報: irep11000: バックアップが完了しました。 /backup/irep/rep001_back.tar.gz [rep001]