Interstage ディレクトリサービスには、以下の特長があります。
インターネット標準であるLDAP V3に準拠しています。
使い慣れたツールで簡単に操作でき、TCO削減につながります。
データベースシステムの種類を1つのRDBに統一することができ、既存のRDB運用で利用していたユーティリティ、ツールを使用して、容易に運用管理ができますので、コスト削減につながります。
LDAP SDKを使用してInterstage ディレクトリサービスにアクセスすることにより、Application Server上のアプリケーションにおいて必要な情報を、簡単にInterstage ディレクトリサービスに格納し、取り出すことができます。LDAP SDKは、以下の開発言語を利用できます。
Java言語
C言語
Interstage ディレクトリサービス上の情報を簡単に操作(検索/追加/削除/更新)するために、irepmodifyent、irepaddrole、ldapmodify、ldapsearch、ldapdeleteコマンド、および、エントリ管理ツールを提供しています。
Interstage管理コンソールを使用することにより、リポジトリを容易に構築することができます。
RDB(リレーショナルデータベース)を利用できます。
1万件を超えるエントリ(ユーザ情報やポリシー情報)を管理する場合は、RDBをお使いください。10万件を超えるエントリの管理ができ、大規模構成でも運用できます。
ディレクトリのエントリを格納するデータベースに、RDBを採用しており、RDBの高性能な検索機能を利用することで、大量なアクセスに対しても安定したレスポンス時間を実現できます。
ただし、使用するRDB製品やバージョンの違いによって使用できる機能に差異があります。ご使用の環境にあわせてRDB製品を選択してください。
データの整合性を保証します。
万が一の異常発生時に、データの整合性を保証します。
なお、RDB製品を使用することでより強力なバックアップ・リカバリ機能、データ一貫性の保持、およびセキュリティ機能を利用できます。