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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.5 ldapレルムの設定

Interstageディレクトリサービスへの接続

システム管理者はInterstage Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドを使用して以下の設定を行います。

ldapレルムの各設定項目の詳細については「6.8.12 セキュリティの定義項目」を参照してください。



詳細は、Interstage Java EE管理コンソールのヘルプ、または「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「asadmin」を参照してください。

ユーザ/グループの管理

システム管理者はInterstageディレクトリサービスにセキュリティ機能で使用するユーザ/グループを登録します。

オブジェクトクラスは以下を使用します。

ユーザ/グループの登録方法の詳細は、「ディレクトリサービス運用ガイド」を参照してください。


ユーザの設定

ユーザには以下の属性を設定します。

属性名

設定値

備考

cn

ユーザの名を指定します。

  

sn

ユーザの姓を指定します。

  

uid

ユーザIDを指定します。

この属性はユーザの認証に使用されます(カスタマイズ可能)。
公開ディレクトリ配下で、ユニークなIDを設定してください。
IDが重複する場合、セキュリティが正しく適用されません。
マルチバイト文字は指定できません。

UserPassword

パスワードを指定します。

この属性はユーザの認証に使用されます。
マルチバイト文字は指定できません。
指定するパスワードの作成方法については、「使用上の注意」-「Java EEで使用するパスワードに関する注意事項」を参照してください。


グループの設定

グループには以下の属性を設定します。

属性名

設定値

備考

cn

グループ名を指定します。

この属性を使用してグループとロールをマッピングします(カスタマイズ可能)。

member

グループに属するユーザのDNを指定します。

  

注意

IJServerクラスタの運用中に、LDAPで管理する情報を更新する場合、先に認証情報のプールを無効にしておくか、IJServerクラスタの再起動を行ってください。
認証情報のプールについては、「6.8.12 セキュリティの定義項目」を参照してください。